「風花」 朝の詩
福島県 中村 忠司 89
淡い日差しの中を
光ながら舞っていく
「風花ね」
呟くように言って
空を見上げたあのひと
・
故郷の遠い山には
新しい雪が降った
・
いま 風花の合い間に
聞こえたのは
たしかにあの人の声
いまはもう
この世にいない妻の声
・被災地の人々の孤立感を共有するために・
(有) タマ ケア ビジネス 伊藤 民雄
福島県 中村 忠司 89
淡い日差しの中を
光ながら舞っていく
「風花ね」
呟くように言って
空を見上げたあのひと
・
故郷の遠い山には
新しい雪が降った
・
いま 風花の合い間に
聞こえたのは
たしかにあの人の声
いまはもう
この世にいない妻の声
・被災地の人々の孤立感を共有するために・
(有) タマ ケア ビジネス 伊藤 民雄