時のつれづれ(北多摩の爺さん)

下り坂を歩き始めたら
上り坂では見えなかったものが見えてきた。
焦らず、慌てず、少し我儘に人生は後半戦が面白い。

ブースター接種を急げ!

2022年02月04日 | 時のつれづれ・如月 

多摩爺の「時のつれづれ(如月の16)」
ブースター接種を急げ!

一昨日、都内では新型コロナウイルスの新規感染者数が・・・ とうとう2万人を超えてしまった。
私の住む自治体でも、この1週間は毎日のように、三桁の新規感染者が続いており、
気を抜くことができない、緊張の日々が続いている。

メディアでは、実行再生産数が下がってきているので、
来週当たりには、ピークを迎えるという・・・ 楽観的なデータ分析もある。

曜日毎の新規感染者数を、先週と比較すれば、確かに伸びは鈍化しているが、
一方では、ピークを予見するのは困難だとする専門家もけっこういて、
番組の中では穏やかに話し、対立してるようにはみえないが、二つの意見があるのも確かだ。

個人的には、前者の分析どおりであってほしいと願うものの、
新規感染者の絶対数は万単位であり・・・ その数値があまりにも大きすぎて、
仮にピークを越えたからといっても、社会システムが止まらないよう、
濃厚接触者の待機期間が短くなったこともあり、市中の人流が減らないことが想定されるので、
目に見えて新規感染者数が鈍化してくるのは・・・ しばらく先になるだろう。

個人の力なんて、本当に小さなものだが・・・ 一刻も早く沈静化させたいし、
自らの感染リスクを下げ、医療機関の手を煩わせないためにも、ブースター接種は必須だと思い、
接種券の到着を待って、ネットで最短の接種日を予約し、
昨日の午後、自治体がやってくれている集団接種会場に行ってきた。

1回目のワクチン接種は昨年の6月22日で、2回目が7月19日、そして3回目が2月3日、
さらに・・・ 11月19日には、インフルエンザのワクチンも接種してるので、
7ヶ月と2週間の間に、なんと4度もワクチンを打ったことになる。

女房に至っては、12月に肺炎球菌ワクチンを打っているので、5度のワクチン接種になり、
左腕は堪ったもんじゃないだろう。

女房も私も、1回目と2回目はファイザーだったので、
3回目もファイザーが良いかなと思っていたが、ファイザーは予約が取りづらいらしく、
少しでも早く打ちたいなら、モデルナの方が早く予約が取れるというと、
女房は一瞬だけ顔色が曇ったが、直ぐに納得してくれて・・・ 今回はモデルナに決定した。

ファイザーを2回打ってるので安心なのは分るが、同じmRNAワクチンだし、
毎日のようにメディアにでてくる医師は、ブースター接種をモデルナで交差接種すると、
注射の量が半分で済むので、副反応は少なく、効果は1.5倍あると言ってたので、
細かいことは分らないが・・・ 現状を見てみれば、素直に信じるしか選択肢はないように思えた。

ただ一つ、モヤモヤとしてることがあって、
昨年11月にインフルエンザのワクチン接種をした日の夜から、
左肘に違和感がでてきて、関節痛というほど「ズキン!」とはこないものの、
2ヶ月以上経つのに、未だに元に戻らないので・・・ ここ最近、ちょっと不安になっている。

この際だからと思って・・・ ブースター接種のとき、問診をしてくれた医師に聞いてみたら、
「インフルエンザの接種の時に、神経に触れたかもしれませんね。
 そういうこともありますから、我慢できないぐらい痛くないなら、そのうち治るでしょう。」と、
いかにも、お仕事ができそうな若い先生が・・・ ニコッと笑いながら応えてくれた。

たぶん、そうなんだろうと、自分でも思ってはいたが、
ハッキリそうだと言われると・・・ 人間って不思議なもので、ちょっとムカついてしまう。

皮下注射のインフルエンザワクチンで、
神経に触れるようなことがあっては・・・ 困るのである。
それを「下手なお医者さんが注射されたのでしょうね。」とまでは言われてないものの、
含みを持たせて、遠回しにそう言われたら、なんだか情けなくなってしまう。

確かに、インフルエンザの予防接種を打った近所のクリニックは、
爺ちゃん先生が診察して、オバチャン看護師さんが注射する役割分担になっていて、
爺ちゃん先生は、67歳の私より5~6歳は先輩に見えたし、
オバチャン看護師さんは、見た目で申し訳ないが・・・ おそらく同年代か、少し下だと思う。

よって経験値だけは、かなりの場数を踏んでいて、相当に高いレベルにあるものの、
一方で、加齢からやって来る、どうしようもできない技術の劣化も、相当に進んでいるかもしれない。
結論は、そのクリニックに行ったことが、そもそもの選択ミスだったということになる。

もう終わったことだから、自然に完治するのを待つしかないが、
気にしないようにしようと思ってたのに、再び気になってしまうんだから、
若い医師の発言は、全くもって正しいのだろうが、
「神経に触れた。」のひと言だけは・・・ 言わなくても良かったと思うが、どうだろうか?

このことを、帰りの車の中で女房に話すと、今度は傷口に塩を塗り込むかのごとく、
「そんなことより、ブースター接種に意義を見いだすべきじゃないの?」と言うから、
もう・・・ 私のプライドは、ズタズタでボロボロである。

運転中だから、事故を起こしちゃいけないので、それ以上その話はしなかったが、
近くて良かったんだけど、これからは爺ちゃんクリニックじゃなくて、
別のクリニックに行くしかないと、いつになく固く誓った。

なにはともあれ、ブースター接種が
終わったので、
気持ちが楽になったことだけは間違いない。

ワクチンが効くとか、効かないとか、はたまた危険だとか・・・
ネットに、さまざまな情報が飛び交っていることは、もちろん承知している。

独り暮らしならいざ知らず、守らなきゃならない家族がいるのだから、
できることは、なんでもせねばならない。
そう捉えれば、選択肢は必然的に・・・ ブースター接種しかないだろう。

小さな子供たちが、毎日のように感染し、学びの場が奪われて、自宅待機に追い込まれている。
この国の未来を託す、小さな子供たちが・・・ 毎日通う場を守るためにも、
ファイザーだ、モデルナだと、しのこの言わず、少しでも早くブースター接種を終えることだ。

手本となるべき大人が、その気になりさいすれば、
接種率を上げることは・・・ そんなに難しいとは思わない。

居酒屋さんにだって、生活があるのは理解している。
とはいうものの、夜な夜な飲み歩いて、居酒屋を守るなんて屁理屈がまかり通るようでは、
小さな子供たちを守ることなんて、できるわけないだろう。
私はそう思うが、間違っているだろうか?

追伸(2月4日の朝)
ブースター接種から一夜明けた朝・・・ 女房は昨夜、左腕が痛くなったと言ってたが
私はいまのところ、いつもと変わらず、発熱や倦怠感などの異常はでていない。
2回目のときは、倦怠感というほどじゃなかったが、接種直後から違和感を感じていたが、
今回はいまのところ、私も女房も発熱や倦怠感はなく、副反応らしき兆候はでていない。

追伸の2(2月4日の昼下がり)
どうやら、副反応がでたようだ。
お昼過ぎに、なんだかフワッとするので熱を測ったら37.7度
女房も似たような症状があるというので熱を測ったら37.9度

モデルナの副反応は若者が中心で、65歳以上の年寄りには出にくいって言ってたけど、
67歳の爺さんと、65歳の婆さんは・・・ 若者に選ばれたようだ。
これって喜んでも良いんだろうか?

風邪を引いたみたいに寒気がするわけじゃないし、咳もないし、呼吸が荒いわけでもなく、
頭が痛いわけでもないのに・・・ いつの間にか、二人とも発熱していた。
今夜はコンビニ弁当にするしかないだろう。

追伸の3(2月5日の朝)
女房の体温は36.2度で平熱に戻り、
私は36.7度だから、少し高めかもしれないが、
体はフワッとしてないし、頭もシャキッとしてるので、どうやら普通に戻ったようだ。
やれやれ・・・ ホントにホントにやれやれだった。


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