深夜0時。
何者かが、
壁を叩いたことで、
音無しオンナは、
極限にキレた🤬💥💥‼️
そして、
一歩的に、
犯人は、
三階左部屋(自分の下部屋)の、
ガンガン丸だと思い込み、
自分に近い者に、
壁叩きの一件を悪く言った。
当然ながら、
音無しオンナをかわいがる、
アトミックとまだむサンフランシスコは、
ガンガン丸を、
裏中傷した。
音無しオンナは、
俺に、
現副自治会長の桃尻おやじに、
自分とガンガン丸の名前を伏せて、
壁叩きの一件を訴えるように懇願した。
が、
俺は、
音無しオンナとガンガン丸の名前を出して、
桃尻おやじに訴えた。
すると、
桃尻おやじは、
一昨年に、
ガンガン丸が、
音無しオンナの足音がやかましいと言う苦情があったことを告げた。
俺が、
この事実を音無しオンナに話すと、
凄まじく狼狽して、
冤罪を主張してきた。
しかし、
マトモに言い訳しても、
ガンガン丸に通用しないことを知っていた音無しオンナは、
近くのスーパーの、
安ちらし寿司を買って、
ガンガン丸に差し入れした。
その際、
自分の冤罪主張と、壁叩きの一件を、
優しく柔らかく話した。
ガンガン丸は、
音無しオンナの冤罪を認め、
万華鏡が夜中に階段を走ったからやと、
勝手に結論付けた。
が、
深夜0時の壁叩きは否定した。
なぜなら、
風呂🛀に入ってたからやと言い、
この事実を、
イエス•キリストの名にかけて誓った(ちなみに、ガンガン丸は浄土真宗)。
音無しオンナは、
ガンガン丸を信じた。
では、
真犯人は🤔❓とかいうより、
ガンガン丸が思ったよりいい人やったことと、
自分の冤罪が晴れたことで、
一件落着とした。
が、
勝手に巻き込まれた俺は、
納得いかず、
ダチの一人、
自称名探偵の、
道頓堀川痴歩に、
この一連の出来事を相談した。
容疑者は、
限りなく、
この集合住宅に存在している。
道頓堀川痴歩の指摘は以下。
まず、
ガンガン丸が犯人やなかったら、
二階のノイ爺と言うことになるけど、
二階の壁叩きが、
俺の部屋どころか、
俺の隣のアトミックのところまで響くのは不自然とのこと。
また、
もしアトミックやまだむサンフランシスコが、
この壁叩きを不快に思えば、
苦情の一つ二つは言うはず。
それに、
なによりも、
一階のウオおかみの沈黙が気にかかる。
乱心梅乃助も騒がない。
絶好の音無しオンナ落とし入れのチャンスなのに🧐⁇
そこで、
道頓堀川痴歩は、
考えに考えて、
こう結論した。
「大した音やなかったんやないか」
俺は、愕然となった🙀
あまりの驚きに、
激しく狼狽して、
骨がきしんだ🙀🙀!!
その通りやないか❓
アトミックやまだむサンフランシスコは、
単に、
相づちしただけやった。
ウオおかみは、
壁叩き自体知らなかったんや🙀🙀🙀
もちろん、
乱心梅乃助も。
事件は解決した。
真犯人は、
なんでもないつまらん音を過剰に捉えた、
音無しオンナの聴覚やった。
次のひと叩きで壁は壊れると言うメッセージ画像を今回貼ったけど、
実際は、
次のひと叩きで壊れるのは、
音無しオンナの精神なのだ!
俺は、
寒空のもと、
道頓堀川痴歩を見送りながら思った。
本当に不可解なのは、
世界の出来事よりも、
人間の精神であることを---。
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