サンケイスポーツの中にあるコラム「堀紘一の馬事正論」で前回に引き続き愛馬「アイアムピカイチ」の降着について取り上げていた。
そのアイアムピカイチは11月2日の新馬戦で直線半ばで斜行をし、3位入線から12着へ降着となってしまった。
そのことがどうも納得がいかず2週間連続のコラムとなったようだ。
アイアムピカイチが直線進路妨害をしたことに対し降着に対して甘んじて受けるものの同馬の出走停止が納得いかないという。
ただ小生が記事を読んで疑問を感じるのは、これだけの知識人が「この制裁について外的要因があったのでは?」と平然とコラムに書くことである。
ー前回11月6日の記事ー
中略
この事象にについて、裁決委員の一人に意見を伺うと「3週間の出走停止にするような走行ではない」ただ13人で構成されている裁決委員がひとつの意見にまとまることはほとんどないという。
中略
私は今回の裁決には外的要因が加わった感が否めなくなった。横山典騎手を有力馬で臨むエリザベス女王杯に騎乗させたいがため、馬の悪癖も加えて2日間の騎乗停止にした、と。
憶測の域を出ないが、そのために罪のない馬が3週間の出走停止になることにどうしても納得がいかない。JRAが旗印とする公正競馬は保たれていないと言わざるを得ない。
実は「アイアムピカイチ」が所属する杉浦厩舎の新馬は初戦で斜行し降着する傾向が多い。
大野騎手もミラクルポネットで決勝線手前で斜行をして1着から2着へ降着(大野騎手は4日間の騎乗停止・同馬制裁なし)
今年の9月22日にも新馬戦で江田照騎手がホワイトライクミーで4着から9着へ降着し、大野騎手が騎乗したショウワモダンはスタートで外側に斜行をし 例の江田照騎手暴行事件を誘発している。
本日のコラムの中で「どこまで争うか一時は考えたが、馬主堀紘一が土川理事長を相手に争うことになる。~ 第二に大好きで尊敬をしている人を訴えるというのもとてもできることではない。~」
どうしても納得がいかなければ裁判を起こせばいいのだ。
小生には何気にマスコミを利用してJRAに圧力をかけているように思えてならない。
日本を代表するくらいの経済評論家が 意図的に制裁が騎手から馬にすり替わった という考えに寂しさを覚える。
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