テンガロンハットの成宮元調教師が10日に肺炎の為ご逝去されました。 享年72歳でした。
昨日のサンスポを見て絶句してしまいました。
成宮元調教師といえば白井所属の調教師で当時珍しい獣医学校出身。テンガロンハットの出で立ち。
幼い頃の小生は何かと気になる調教師でした。
開業5年目の1971年にオークスをカネヒムロという380kg前後の最小牝馬で優勝し、
その他 皇帝・シンボリルドルフのライバル・ビゼンニシキ、日本短波賞やクモハタ記念の覇者・スルガスンプジョウ、
自身の生産馬アイノフェザー、ビゼンセイリュウなど数多くの名馬を育てました。
また、レースでの新しい試みや故蛯沢元騎手との師弟コンビ、自身が経営する青森「明成牧場」での活躍、移動時の自家用ジェット機(自身が操縦)など数多くの逸話があります。
2006年2月の引退後は「青森県のクラシック馬」を再度夢見て牧場で活躍されていたと聞いていたので…残念でたまりません。
心からご冥福をお祈りいたします。 合掌。
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