刺された

後ろから、着けてきたであろう男。

友人の家に入り、ピアノを弾いてもらおうとした。

友人が異変に気づき、玄関に目をやった瞬間、丸坊主で赤いチェックのシャツを着た色白のがたいのいい男が、ズカズカ土足のまま入って来て、友人を刺した。

そして、私の正面に立つ。

（なのに何故か）私の左わき腹後ろ辺りを刺した。

ズキーンと痛みが走る。

痛みをこらえ「○○逃げて」と、男の後ろにいた息子に精一杯、言った。

後ろ手で、窓を開け、助けを呼ぼうとしたが、痛さとショックのあまり、声が出ない。

そして、必死で目を開けた。


はぁ…夢だった。
よかった。
何だか、ドーッと疲れが出た。

時計を見ると、まだ２３：３６。
みょうに、左のわき腹後ろ辺りがズシンとする。
夢だから、血も出ていない。
刺された瞬間、ズシンと痛みが走ったのも事実。
そして、必死で目を開けようとしたんだ。
なのに、なかなか目が開かなかったのは怖さから？
一瞬、金縛り？とも思ったけど違う。

それにしても、奇妙な夢だった。

時々、予知夢を見る。
現実にならないでほしい！と願う夢。
精神的に不安定なときなどに、訳の分からない夢を見る。
でも今は、落ち着いていると思うんだけど。

イヤーな夢で目が覚め、なかなか眠りにつけなかった。
今朝は、目覚め最悪。