ウン十年前、アメリカ滞在中にパッチワーク(英語では専らquilt or quiltingといいます)を教わって以降、一時はかなり凝って針を動かしましたし、布地も買い漁ったものですが、ミセスローガンになってからはとんと針を持つ意欲が減退し、パッチワークから遠ざかっている私です(こちらが晩年?の作品かしら(^_^;)。
そんな私が「折り紙キルト」という作品に出会い、おとなしくしていられるわけがありません。布がダメでも紙ならいけそう!と、飛びついたのはいうまでもなく…いろいろ作ってしまったので紹介します(^_^;
残念ながら、オリジナル作者はわかりません。布施知子氏が『折り紙キルト』という本を出していますが、それに載っているのでしょうか? 原典に当たっていないのでわからないのです(^_^;
現時点で不明で連絡がとれていないので、折り方は公開できません。ご了承くださいm(__)m この措置については、こちらの記事(「お知らせ ~このブログの折り紙記事について~」)をご覧ください。
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折り紙 ~折り紙キルト~
用意するのは次の2種類のピースです。
[左] パッチワークのピース(作者は「四角窓」と呼んでいます)。作るのは至って簡単です(折り線から想像して折ってみてください)。15cm角で折ると、10.5~10.7cm角(折り紙の厚みで変わります)のピースができます。これは、柄&無地の両面折り紙で、額縁に無地側を出すように作ってみました。
[右] 「 田の子」(キルティングで「ラティス(Lattice)」と呼ばれるものに相当)の裏面。1辺がピースの幅とほぼ同じ長さ(=額縁の幅の約4倍の長さ)の折り紙で、折り鶴の初期の形を4つの角で作ります。(「ほぼ」「約」というのは、折り返し分としてわずかなゆるみを加える必要があるからです。)
このパッチワークピースを「田の子」でつないでいきます。「田の子」をピースの額縁の角下に差し込んで留めるのです。
ピース9枚を「 田の子」12枚でつなげました。右は裏面です。糊を使わずにできているところがすばらしいですね。
ピースがカラフルなので、「田の子」を白にしました。白い折り紙の出番がほとんどなく、たまっていたのでちょうどよかった。こんなポップな柄で遊べるのも、折り紙ならではです(*^_^*)
ピースは、ボーダー柄&無地の両面折り紙で、額縁に柄を出して折りました。
濃いピンク色の「田の子」は、ピースと同じ大きさの折り紙で折り、水色の「田の子」は、1辺がピースの幅とほぼ同じ長さの折り紙で折っています。前者をピースワークの裏面から差し込み、さらに、後者を前者に表側から差し込んであります。1枚の「田の子」を加えることで、4枚のパッチワークピースが増えた印象になりますね。創作家さん、すばらしいです!
45度向きを変えると趣が変わります。バイアスを垂直方向にして下げることができるのは、紙ならではですよね。布だと伸びてダレてしまうかも…。
このままでも飾れますが……
孫の写真を入れ、ぶら下げました。額縁の角が浮いてくるので、シールで押えました(左画像は大きくなりません)。
【後日追記】(2016.10.9):左のを母にあげてしまったので、我が家用に右を作り直しました(^_^; 100均の柄折り紙で作っています。
凝り性の私、これでは終わりませんよぉ…(^_^;
16枚で約42cm四方のタペストリー風に仕上げてみました(*^_^*)
一番外側の「田の子」を焦げ茶同色で作り、半分を後ろに折り返したのです。布キルトの作品を棒に通して下げるときのイメージで、上の2枚は残しました。
中にどんな折り紙を入れようかしら…布キルトを作るときの最初のワクワク感が甦ります(*^▽^*)
こちらやこちらの過去記事で紹介したことのある寄木細工柄の折り紙(トーヨーの「寄木細工風ちよがみ」ですが、現在は生産していないようです)2種類とドット柄折り紙3種類を4等分に切って用意…仮置きして、あーでもない、こーでもない……(*^▽^*)
迷っているうちにわけがわからなくなって、最後は「えい、やーっ」と…(^_^;
入れ替えが利くように、マスキングテープを丸めて両面テープのようにし、貼りつけました。
糊づけしていないので、つなぎ合わせも自由自在…いろいろアレンジしてバリエーションを楽しめますね。邪魔になったら、ばらして保管もできますし…(*^▽^*)v
マスキングテープ製両面テープ?で壁やドアに貼ったり、長くつなげてテーブルランナーとして利用したり(凹凸が邪魔になるので、テーブルと透明ビニールクロスとの間に入れるといいのでは?)…いろいろ応用できると思います。
あー、止まらない…(^_^;
こんなこともできますね。どんぐりについては、こちらの過去記事をご参照ください。落ち葉は100均の「落ち葉ミックス」です。
誰か止めて~(^_^;
額縁の幅を狭くし、窓?を大きくしてみました。
そして、こちらの過去記事で紹介したことのある100均の切り絵集から、絵を切り出して入れてみました(ひょうたんだけ手を加えています)。
はぁぁぁ、ようやく止まりました(^~^;)ゞ
寄木細工柄折り紙と合わせてユニット箱(こちらの過去記事をご参照ください)を量産しようと買い求めてあった大量の単色折り紙が、こんなところで役に立つとは…。でも、肝心の寄木細工柄折り紙が残り少ないんじゃね(^_^; もっと買っておけばよかった…お気に入りなのに…(^_^;
こちらは、ちょっと関係ある?おまけ…
[左] 愚息の箱根土産の寄木細工ハガキ
[右] 友人のイタリア土産のマーブルペーパーです。Kさん、いつもありがとうございますm(__)m