播磨癒しのまち歩き

自然観察しながら散歩(兵庫県・北播磨)
イベント鑑賞や野球観戦も好きでしたがこのご時世全く行けていません。

馬鹿音頭の謎

2013-09-06 11:06:44 | うんちく・小ネタ

「お杉」男装のアイテムについて

 お杉は、お坊さんのいるところへ、おしかける際、男装していくのだが。
どんな格好だったのだろう。下関市の「引接寺お杉」と加東市下滝野の「お杉」を
比較しながら想像してみよう。

【引接寺お杉(下関市】

店の手代(てだい)の衣装を借りて、
頃は五月の上旬なれば、
下に召すのが白経巾(かたびら)よ
上に召すのが京縞袷(きょうじまあわせ)、
綾の帯をばきっしゃり締めて、
羽織羽二重梅鉢の紋
印籠巾着(いんろうきんちゃく)小脇に提げて
長い脇差しお腰に差して、
足袋は京足袋八つ緒の雪駄(せった)、
深い編笠おっとり被り、
前や後ろにすかしを入れて、
夜の八つにと我家を出でる
 【お杉(加東市下滝野)】
 
 内の手だいのいしょをばかりて、
 下にめしたが越後のさらし、
 上にめしたが奈良かたびらよ、
 さやのおびをばみよおとまわし、
 みよとまわしてききょうにむすび、
 たびはうんさいばらをのせきだ、
 長い刀をおとしにさいて、
 深いあみ傘かっぽりかぶり、
 黒い羽織に梅はちの文、
 さあうれしやこしらいできた、
 よるの八つに我が室をでて、
                       
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