ああ我ら山形県人

日々の孤独な闘いを書きつづける勇気と感動の物語

続き②

2012-12-13 13:21:02 | Weblog
重粒子線がん治療施設の導入

 山形市の医学部では10年ほど前から「重粒子線がん治療施設」を導入する準備を進めてきました。この施設を使えば、手術をしないで仕事を殆ど休まずに、がんを治療する事ができます。患者に大変にやさしい治療法であり、日本が世界に先駆けて実用化した最先端の医療技術です。現在、国内では3施設が稼働中で、2施設が建設中ですが、東北・北海道は空白地帯となっています。東北に重粒子線がん施設を造るとすれば、山形大学の準備が最も進んでいます。山形市の医学部付属病院にこれを設置できるよう、嘉山孝正学長特別補佐を中心にして、各方面に強力に働きかけをしているところです。
 患者は東北一円から集まり、東北のがん治療の高度化に貢献するとともに、東北における科学技術イノベーションの核となる施設ですので、東北復興プロジェクトの一つに位置づけてもらう事を目指しています。