ああ我ら山形県人

日々の孤独な闘いを書きつづける勇気と感動の物語

続き

2012-12-12 18:29:36 | Weblog

有機エレクトロニクスの世界的研究拠点の構築

 米沢市の工学部では、城戸淳二教授が20年ほど前に白色有機ELを発明し、世界の研究をリードしてきました。有機ELに止まらず、有機太陽電池や有機トランジスタなど有機材料を使った電子デバイスは、将来の省資源・省エネルギー型の新技術として期待されています。山形大学は、これら次世代技術を「有機エレクトロ二クス」として一体的に
とらえ、その研究開発を総合的に推進しています。

 有機エレクトロ二クスの基礎研究を担う「有機エレクトロ研究センターが完成し、国内外から多くの優れた研究者が米沢に終結し、活動しています。さらに、有機エレクトロニクスの開発・実用化研究を行う「有機エレクトロ二クスイノベーションセンターを建設中でここには製品開発や事業化を実施してきた企業の研究者を全国から集めます。これからの研究施設の整備と研究者の招聘により、米沢に有機エレクトロ二クスの世界的な研究拠点ができつつあります。ここでの研究成果を高付加価値型の新産業に次々とつなげていく事によって、米沢から科学技術イノベーションの波を起こしていくつもりです。【続く)