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「敬老の日 祝賀会」 元気に 楽しく生きる 幸齢社会 

2012年09月17日 | Weblog
◎三ッ沢南町内会の敬老の日の祝賀会に参加してきました。



敬老の日の始まりは、兵庫県多可郡野間谷村の村長と助役が1947年(昭和22年)に提唱した「としよりの日」が始まり。「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」と、農閑期に当り気候も良い9月中旬の15日を「としよりの日」と定め、従来から敬老会を開催。

これが1950年(昭和25年)からは兵庫県全体で行われるようになり、後に全国に広がったとのことです。

2002年(平成14年)までは毎年9月15日が敬老の日としていましたが、2001年(平成13年)の祝日法改正いわゆるハッピーマンデー制度の実施によって、2003年(平成15年)からは9月第3月曜日となっています。



総務省の推計では、65歳以上の人口は3074万人で、団塊の世代の方の加入もあり、初めて3000万人を突破。前年からは、102万人増で総人口に占める割合は24.1%で過去最高を更新しています。

全国の100歳以上の高齢者の方も5万人を超えています。「敬老の日」が制定された当時の平均寿命は、男性68歳女性74歳、現在では男性79歳と女性が86歳。

産經新聞の主張にありましたが、「古希」の祝いの70歳、「古来希(まれ)なり」の由来からすると時代感覚が大きく離れてきている。平均寿命の伸びにつれて高齢者の概念が変わるのは当然あること。

現在も65歳を高齢者として扱うことが多い訳ですが、平成24年版「高齢社会白書」では、人生65歳を前提とした社会から脱却して「人生90年時代」に対応した超高齢社会における基本的な考え方を示し、「65歳は高齢者か」と問題提起しています。

長寿大国にふさわしい「生きていてよかった」「今が楽しい」と言えるようにするために、少子高齢社会の中での国のあり方が大きな課題です。



今年は、いわゆる団塊の世代が65歳を迎え始めた年で、今後高齢化が加速します。

社会保障という観点からは、制度の具体像の先送りや増税先行は断じて許されないことです。今後「国民会議」で医療、介護の拡充策が議論される事になっていますが、高齢社会の安心を守り抜くためにスピード感をもって対応する必要があります。


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