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世界の中で生き抜く・・・自由貿易と農業政策

2011年01月16日 | Weblog
         ◎貿易の自由化と農業政策で・・・経済再生を指し示す事が求められています

                        

          
         TPPとは・・・太平洋周辺の国々で自由貿易圏をつくるという構想で・・・


         工業製品や農林水産物の関税を即時・・・または、10年以内に撤廃するというものです。


         日本がTPPに参加する事になると・・・海外に製品を安く輸出でき、海外製品が安く買えるようになる


         メリットがあります。


         内閣府の試算では・・・実質GDPが最大で0.65%増加の3.2兆円増・・・

      
         不参加の場合では・・・2020年までの日本の基幹産業おける損失は実質GDPで…


         マイナス1.53%の10.5兆円減との試算もあります。

                        


        
         反面・・・大打撃を農業とされます。


         米や牛肉の関税を無くせば・・・農産物輸出大国の米国やオーストラリアから日本へ


         安い輸入品が続々となだれ込むことも目に見えています。


         農林水産省は・・・食料自給率が現在の40%から13%に下がるとの試算もしています。


         今・・・求められているのは・・・トータルな施策で・・・農業に対する未来ビジョンを


         指し示すことと・・・貿易立国としてのグローバル経済の中での勝ち抜く環境整備で…


         これ等は・・税制と併せ・・・持続可能な社会保障の整備の根源にも位置づけられ・・・



         長期的視野に立った国家戦略としての冷静な、国民的議論が求められます。

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