goo blog サービス終了のお知らせ 

『農』な生活

北の大地、北海道に北村という小さな村がある。そこに住む農業青年の『農』な生活のぞいてみませんか?

告知

2007-02-08 11:16:55 | ちょっと息抜き
気がつけば一年以上放置していましたね

最近mixiのほうに引越ししました。
mixiやってる方は ”タケお”でニックネーム検索してください。

ではでは

今日は税務署に言ってきました。

2005-12-05 22:54:30 | ちょっと息抜き
今日は午後から新規設立法人対象の説明会で決算についての講義ありました。
午前中は息子の病院へ行ってきました。
結構混んでいましたが11:00くらいに診察室に入っていったので午前中で終わると思ったら…。
肺のレントゲン撮影、喘息の原因を調べる為の検査、点滴と昼過ぎまでかかるフルコース。
午後から税務署に行かなくてはいけないのに…。

時間が来たのでとりあえず妻と息子を病院に置いたまま税務署へ。

我が家では税理士さんにお任せしているので特に行く必要も無いかな~とも思いましたが、社長命令なのでシブシブ…。

どうして税務署職員ってあ~いう話し方になるんでしょう?
色々なセミナーに参加してますが、税務署の方はただ資料を棒読みするだけ。税を正しく申告してもらうのが仕事ならもっと説明のしかたを勉強したほうが良いのではないでしょうか?などと毒を吐きたくなるくらいの内容でした。(重要なことを話しているのだろうが…)
話の終わりのほうは法人会に入りませんか?という勧誘でしたが、この内容の後に勧誘しても魅力感じませんから~。
しかも予定時間より早く終わるといいつつも結局、時間オーバー。
こっちは病人待たせてるのに~。
(税務署の方、この記事見てたら何とかしてください!!)

ま~妻は妻で私も風邪気味だから診察受けてくるわ~と上手に時間つぶしをしててくれました。(息子&奥さん本当にごめんなさい)

今日の出来事

2005-12-02 14:27:02 | ちょっと息抜き
私実は、JAいわみざわの広報誌の通信員というのになっています。
今日は新年号に向けて、戌年生まれのJAいわみざわの組合員(農家はほぼ農協の組合員です。)のところに取材に行きました。

質問事項はJAいわみざわの方が作成したもので、私はそれに沿って質問するだけです。
質問の中に「どのような農業を目指したいですか?」
というものがありました。
回答者のほとんどが「農政しだいだから自分がしたい農業といわれてもな~」とい言っています。
確かに、販路を持たない農業者は農業政策や農協の方針に従わざるを得ない状況です。年齢が高いほど無理はしたくないというのもうなずけます。
そういった農家も必要だとも思いますが、国や農協の動向ばかり気にするより消費者が何を求めているのかを追求する農業をしたいと再度心に誓った一日でした。

ご無沙汰です。

2005-11-29 20:27:37 | ちょっと息抜き
本当に久しぶりに投稿します。
外はもう一面雪景色です。
例年だと一度積もってもすぐ解けてなかなか根雪にはならないのですが、今年は降りっぱなしで解ける気配はありません。来年の雪解けが待ち遠しい(まだ積もったばっかりだけど)。

根雪が早くて困ったことがあります。
それはラズベリーの雪囲いのタイミングを逃してしまったことです。

初積雪のときには例年通り「ま~雪が消えてからはじめても間に合うな~」などと余裕をかましていたら、雪が降るは降るは…。
結局、雪に埋もれた木を折れないように起しながら剪定して数本まとめて縛る作業を2週間ほどかけてやりました。
普段は1週間程度で終わるはずだったのに…。

何故もっと早くにしなかったの?と思う人もいると思いますが、ラズベリーって雪が降るまでは実をつけているんですよ。

ま~雪囲いをもって今年の農作業は修了です。
1年を振り返ってみると反省する点もかなりありますが一歩ずつ着実にレベルアップしているななどと自己満足しています。
でも現状に甘んじることなく来年も一年を振り返ったときに同じ感想を抱けるように努力努力

最近のお仕事

2005-09-11 21:53:32 | ちょっと息抜き
ご無沙汰してます。
今日、稲刈りをはじめました。
刈りはじめにしては順調です。

昨日は大豆畑に麦を播きました。
麦の間作といって大豆を刈る前に種を播くのです。

携帯電話のレンズがクラッシュしたので画像はありませんが、大豆畑に種をばら撒きました。
乗用で15m種を飛ばすことのできる機械で播きました。
この麦の間作は種を播いた後に大豆の葉等が被服材となって麦の生長を助けるという利点があります。
種を播く方法は背負い式の散布機で播く方法やラジコン減りで散布する方法があります。

今回は、メーカーのデモ機を借りて散布しましたが、これが結構使える!!
散布スピードはラジコンヘリには適いませんが、6倍以上種籾を搭載でき必要な人員も少ないのが魅力。
導入するかどうかを検討中です。
世の中どんどん便利なものが増えますね。

機械を更新するとどうしてもその費用対効果がきになります。
今の農産物の価格と面積ではペイしていかないのが現状です。
数年前の米価は1俵あたり約15,000円でした。
麦や大豆は1俵3000円とか4000円とかです。
収量が米の5倍取れるのであればいいのですが収量はそんなに大差はありません…正直採算割れです。

では、どうして農家は採算の取れないものを作付けするのか…。
それは、今日の選挙の結果に結構影響があるのですが…。
今朝も早かったのでもう寝ます。
また、後日…。
どの党が政権を取るのだろうか…。

お盆ですね

2005-08-15 21:22:04 | ちょっと息抜き
ご沙汰してます。
この時期、お米だけ作っていれば今時期は時間的に余裕があるのですが、お米だけでは食べれないということで色々なことにチャレンジすると時間的余裕がなくなりますね。

先日、hiroさんからご指摘がありましたが農家のリスクについて考えてみたいと思います。

文章ですと感情的になっているのかそうでないのかが分りにくいのですが、私は感情的にならずもっと議論すべきと考えます。

同じ農業を生業(なりわい)としている人間でも考え方は異なりますし、生産者と消費者では考え方が異なるのは当たり前の事です。
ブログの性質上コメントを頂くことで、一方通行の情報発信を未然に防ぐことができるのはとてもすばらしいことだと思います。

hiroさんの言い分はたぶん経営上のリスクを経営者が表に表現すべきではないということなのかなと思います。

しかし、私は農家が作ったものに対して「どれくらい、どういったリスクを負っていているのか」を消費者に知っていただくことは、生産物の適正な価格とはなんなのかを考えていただくことができるのでは?と考えあえて発信したい情報なのです。

例えば消費者は農薬や化学肥料を否定的に捕らえますが、それを使用しない農産物にどのくらい価値を認めるのか…。

例えばスーパーで虫食いの作物と、虫も食っておらず形も大きさも整っている作物が同じ量で同じ値段で販売されていればどちらが売れるのか?
当然後者です。

売り方が良い悪いは別として考えたときに、前者が農薬も化学肥料も使用していないとして、その農産物を後者の状態に近づける為に農薬と化学肥料を使用しなければ、どうしてもてまひまがかかります。

人を雇っていれば人件費というコストがかかりますし、農家の悪いところで自分が働く分は人件費がかからないという思い込みによって時間当たりの農業所得が減少してしまうということは明らかです。

そのてまひま分を消費者の方が理解し信用していただくことによって、そのコスト分のお金を支払っていただくことが農業者として重要なことだと思います。

大きなスーパーでは作物がどれだけ農薬を使用したのか履歴を見ることができるものもあります。しかし、お客様がそれを見たときにどのように作られたのかを感じることはよっぽど農業情報に精通した人でない限り不可能でしょう。

生産者側から一方的に流される情報は信用面にかけてしまいますし消費者が必要としている情報は生産の現場を見ないことには得ることができないと思います。

つまり消費者が行政が声高に叫んでいる「安全・安心」を本当に得る為には自分で食べるものは自分で作るのが一番手っ取り早いことだと思います。
しかし、生産者がどのような考え方のもとに作物を作っているのか、いつでも畑を見に来てくださいというスタンスを持っていますよ!ということを情報として発信し周知することで消費者はその生産者を認めるのではないでしょうか?(なかなか難しいことですが…)

現時点の私の技術はまだまだお客様に満足していただくまでにはいたりませんが、自分の子供に安心して食べさせることができない農産物は作りたくないと思っています。

現在ベリー類に関しては少しずつ私の考えを反映することができるようになってきました。
残念ながら米、麦、大豆に関しては出荷団体の方針にそって作付けしています。これは、周辺農家が同じものを作付けしているものは一軒だけ農薬を使用せずに、最悪病害虫を発生させてしまうと地域全体に補償問題が発生してしまうという実情があります。コレは農業を生業としている以上絶対に避けなくてはいけない事態です。(そうでないと地域社会が破綻をきたしてしまいます。)

こういった事実をどんどん消費者の方に伝えていきたいというのが(賛否両論あると思いますが)私のブログのスタンスです。
なんだか起承転結目茶苦茶ですが、お盆ということでご了承を…。(やや酔っ払い気味なので)
どうぞ今後ともよろしくお願いします。

白菜植えてます

2005-08-02 21:26:59 | ちょっと息抜き
麦刈りも終わり、今は白菜を植えています。
こちらも、協同法人の作業で毎日顔を出してます。
(我が家の仕事はたまる一方です

ここ北村はJA岩見沢管内で白菜の作付けが多です。
ちなみにJA岩見沢は全道一の白菜の産地だそうで、近年作付けも伸びています。

我が協同法人も昨年から作付けしています。
昨年は手で植えていましたが、今年は大幅に作付面積を広くしたので
定植マシーンを導入しました。
全自動で前後、左右の水平を保つことができ安定した植え付けが可能な高性能マシーンです。

お値段はというと***万円

白菜相場が崩れると…。
農家は天候以外にもリスクを負っているのです。

確かに価格形成を市場に任せるとリスキーな反面作物を作ることに専念できるといった利点もあります。(効率よく売りさばくことができる)

しかし、消費者のニーズよりも流通させやすいものを追求しすぎて作物の個性を犠牲にしている点は見直さなくてはいけないのでは?
ということで私、直売なんかもしています。
今のところ、売るのが精一杯で情報発信まではいっていません。

先日も札幌で直売に行ってきました。
今週土曜日も札幌白石区の萬蔵際に参加してきます。
いまユデキビだそうか焼とうきびにするか話中。
札幌近郊の方でブログ見ていただいていましたら遊びに来てください。

今日は雨

2005-07-27 22:37:50 | ちょっと息抜き
雨降りだとコンバイン収穫できません。
なので今日は昨日収穫したベリーの選果&野良仕事以外の用事をすませました。
最近雨でも野良仕事があったので事務処理等の用事がたまりまくっています。
今日一日では処理しきれない…。

誰か私に休日をください。

…とぼやきつつも、自分はアリとキリギリスのアリなんだと言い聞かせ日々がんばるのであった。

マイブーム

2005-07-22 21:47:37 | ちょっと息抜き
突然ですが私、勉強は嫌いではありません。
というか大好きです。
学生の頃よりも勉強好きになったのは、
学んだものを実際に試す機会が多くなったせいでしょうか。

最近のマイブームは土壌学と微生物についてです。

安直に土作りが大事だとか、堆肥を入れなくてはいいものが取れないとか耳にしますが、有機質が分解されるときにどのように変化していき、どのように植物に利用されていくのかがイメージできていないと駄目だよな~。ということで勉強中です。

う~ん奥が深い。
でも、実際の技術に応用するには、深く掘り下げるより大まかなイメージを大切にするのが良いようです。

余談ですが、うちのフランボワーズ&ブルーベリーなかなか良いです。

ブラックベリーの花

2005-07-05 21:22:41 | ちょっと息抜き
フランボワーズと同じ科の植物です。
生態は若干異なりますがフランボワーズと同様に小さいツブツブが球状に集まった実がなります。
結構暴れ者の植物で放っておくとずんずん伸びて大きくなります
チョッと手のかかるやつですがケーキ屋さんにはチョッとモテるようです。

今年もいい実が付きそうです。

雨よ降れ!

2005-07-04 20:59:05 | ちょっと息抜き
気が付けば今年も半分が過ぎてしまいました。
麦の収穫が数週間後に始まりますが今年はあまりよくない様子。
どうやら一部、病にかかっているようです。しかもこの干ばつ。
実が太らないぞ~

遅めに定植したフランボもやられ気味。

明日は雨の予想だがどれくらい降るのやら。(たくさん降ってほしい)

他府県では集中豪雨の被害が甚大だが、最近の天気は極端で困りますよね。

ハチの巣発見!

2005-06-26 20:56:38 | ちょっと息抜き
我が家のフランボワーズ畑にハチの巣を発見しました。
大きさは私の拳くらい(…ってわかりにくいですか

2年ほど前にも巣を作っていましたが、そのときは札幌の子ども会を受け入れるので事故が無いように巣ごと駆除しました。(ハチさんごめんなさい…)

今年の巣の主はどうやらお留守な様で近づいても警戒態勢にならなかったです。
2年前はあんなにブンブン飛び回っていたのに…どうしたんだろう

北農試に行ってきました。

2005-06-17 21:47:08 | ちょっと息抜き
今日は畑仕事はせずに北海道農業研究センターに行ってきました。
場所は札幌豊平区羊が丘1番地で札幌ドームのすぐ裏の方にあります。
以前ここの職員の方からヒアリングを受け、その際に北農試は昔からフランボワーズの試験が行われており今も栽培をしていると聞き、今回足を運んでみました。

果樹、小果樹の担当の方を紹介していただきどのような試験をしているかを説明していただきました。
昔は栽培試験などをしていましたが今は残念ながら遺伝資源の保護ということで数十種類栽培されているだけということでした。(写真は試験圃場を見せていただいているところです。)

そんな中でも資料をかき集めていただき親切に対応していただいたことには感謝です。

実際に試験圃場を見せていただきましたが植えてから20年以上ずっと同じ場所で栽培しているとのことで貴重な体験です。
なぜかというと、通常の作物は何年も同じ場所で作っていると、育ちにくくなる(専門用語で連作障害といいます)ので我が家でもいつ連作障害が出るかが心配でした。
ここでは20年以上たっても若干生育は悪くなっても成長しているのを確認できたことが大きな収穫です。
遺伝子保護の為の栽培なので管理に多少の問題点が見受けられました。きちんと土壌の管理や仕立て、病害虫予防(肥培管理といいます)などをきちんとすれば何年も同じ場所で生産できるという確信になりました。

より良い物を作る為に情報収集は大事です

ぶぃ~ん、ぶぃ~ん

2005-06-14 21:31:17 | ちょっと息抜き
先日から刈払い機でぶぃ~ん、ぶぃ~んと草刈三昧。
草ぼうぼうだったフランボワーズ畑も少しずつ畑らしくなってきました。
フランボワーズ畑は農薬はもちろん、化学肥料を一切使用していないので刈った草も肥料にします。
特に、小果樹は有機質を好むように感じますね。
フランボワーズはバラ科ブルーベリーはツツジ科(北海道ではハイブッシュ系が良く育ちます)で、科はちがいますが両者とも有機質が必要です。

北村は泥炭地帯で(泥炭とは未分解の植物の体積層のこと)この有機物が無尽蔵にあるので小果樹向きの土地です。

ちなみに田んぼにするには不向きな土地です。
ですが、昔の人は苦労して田んぼを作りました。
遠いところから客土(山などから水田向きの土を運んでくること)をすることによって水稲作を可能にしたのです。
客土以外にも水田を作るには用排水の整備や暴れ川である石狩川の堤防工事など巨額の費用をかけて北海道でも有数の水田地帯になりました。
でも今はお米が余ってるので水田面積の約50%は別なものが植わってます(主に秋播き小麦と大豆)。今までかけた巨額の資金は無駄になりつつありますね~。(当時の人は一生懸命だったと思いますが…。)

しかも、用排水の維持管理費等は毎年かなりの負担になります。(麦や大豆に用水路は必要ないです。でもこの費用は毎年かかるんです)
米価も安いし、負担は減らんし…。
でも、時代の流れを見ればこれも必然なことで、今まで国の農業政策や農協に頼りきって自ら考え行動してこなかった農家も悪いよな~。
「これからはやっぱりお客様に美味しくて、安全で、食べてチョッと幸せな気分になれる物を作って行きたいな~」ということで我が家ではフランボワーズを作ってます。
目指せフランボワーズといえば北村!!(でも来年3月には市町村合併で岩見沢市か~)

…話があっちこっちになってしまいましたが、毎日こんなことを考えながら「ぶぃ~ん、ぶぃ~ん」と草を刈っています。

今日は暑かったですね~。

2005-06-08 22:56:43 | ちょっと息抜き
今日は畑には出ずに札幌にお出かけ。
派手な衣装で練り歩く集団を見て、「よさこいソーランの季節なんだな~」と実感。
でも、祭りを見に行ったわけではなく、我が家が目指す農協に出荷するだけのつまらない農業ではなく、「お客様に喜んでいただける農業」を実践する為にチョロッと情報収集をしてきました。

小泉首相的に言うと「農業政策に頼らない骨太な経営」
といったところですかね~。

農業と国の政策との密接な関係は農家以外の人が聞くと結構ビックリするかも…。
かなりディープなテーマなのでヒマな時期に少しずつ紹介したいと思います。