goo blog サービス終了のお知らせ 

『農』な生活

北の大地、北海道に北村という小さな村がある。そこに住む農業青年の『農』な生活のぞいてみませんか?

豆刈りに四苦八苦

2005-10-11 21:54:54 | 大豆のお話
どうも、稲刈りが終わってすぐに大豆刈りが始まりました。
コンバインのアタッチメントを大豆用に切り替えて豆刈りをしています。

操作自体は麦、米と変わりません。
しかし難易度は大豆がダントツに高いです。
稲、麦は茎の上に穂がつきますが、大豆は地際からてっぺんまで鞘がつくので、刈取り部を地面ぎりぎりまで下げて刈らなくてはいけません。(稲、麦は地際から15㎝、大豆は5cm前後)
しかし、刈取り分を下げすぎると土が入ってしまい豆を汚してしまいます。

大豆の値段は見た目が命!汚れがついていると汚れを落とすためのコストがかさむ(クリーナーをかけます)ので土は入れないように刈ります。
土を入れないようにすると刈取り高さが高くなり鞘を残してしまってロスが出る…。
かなり集中力を使います。

しかもネズミが地面に巣を作って土の山を作っていたりするとコンバインの刈取り部が土の山に突き刺さる…。
ネズミのバカヤロ~
(でもコンバインに追いかけられてチョロチョロ逃げ回るネズミを見るとちょっと気の毒

あついです~。

2005-06-23 12:49:20 | 大豆のお話
一日休むと宣言して今日まで休んでしまいました…。
暑さと、疲労でチョッとばて気味です。

ということで、近況報告したいと思います。

19日に麦の防除をしました。
夕方から大豆の草取りをしています。
一応、機械の除草機で週一回程度除草しているのですが、すべてを除草することはできないので最終的には人力でやります。

一列ずつ大豆の陰に隠れている草を見つけては削ったり、引っこ抜いたり…。
気の遠くなる作業です。

しかも連日のこの暑さ、
太陽で温められ、地面からモワモワと熱気が…
6月でこの暑さは以上です。
汗で、日焼け止めが流れてしまい、松崎し○る状態です。

今のところ、コブシ予想は的中ですね。

ご無沙汰してます

2005-05-16 21:38:07 | 大豆のお話
ブログの更新がかなり日にちが開いてしまいましたが何とか順調に作業は進んでいます。
写真は畑を耕しながら撮ってみました。

大豆の作業は数件の農家が共同でいっせいに行っています。

作業内容
1、畑耕しの仕上げ(1回目はロータリーで耕して、仕上げはロータリーとは刃が逆回転するアッパーロータリーを使用します。土をより細かくするときに使います。難点は、土が締まってしまい硬くなることです)を(トラクター5台)で行う
2、種まき。(トラクター2台プラスピット作業員3人ずつ)
3、播種した後にローラーをかける(トラクター1台)
種まきマシーンはトラクターにくっつけて、種、肥料、殺虫剤が同時に等間隔に落ちるようになっています。
ローラーの効果は種の周りに隙間がありすぎると芽が出にくくなってしまうので土を鎮圧する為にかけます。特に乾燥する時には効果大です。(土壌水分が高いと土が締まりすぎることも…)
種まきシーンも写真に収めたかったのですが、作業している場所が違うので無理でした。

昨日から代掻きをしています。
代掻きの説明は村人2さんのブログ参照で…。

ちなみに4月13日の記事に問題を出しました。
花が咲いたので明日発表します。(皆さん忘れてると思うので答えの前にまず記事をみてね!)

田んぼ耕し終わったら今度は大豆

2005-05-06 21:16:03 | 大豆のお話
昨日今日と大豆畑を耕しをしてました。
田んぼを耕し終わったと思ったら、大豆畑をたがやして更に大豆まき。
それが終わればシロカキに田植え。
今年は体験農場として田んぼを一部解放(→その準備もあるのか~)
5月いっぱいはこの忙しさが続きます。
忙しさにかまけてこちらはややヤッツケ仕事に…。

もやしの作り方

2004-12-03 20:52:49 | 大豆のお話
大豆もやしの作り方

①大豆の精選
新大豆で乾燥がよく皮の薄い品質の一定したものを用意します。
虫食い豆や、未熟な豆、石、ワラくずなどの不純物をとり除きます。

②水洗い
精選した大豆を水洗いします

③浸漬
水洗い後、大豆に対し2.5~3倍の水(12~18℃)に10~20時間浸漬して発芽に必要な水分を吸収させます。

④水切り
ざるにあげて水を切ります。
発芽条件として水分・空気・温度が必要で、これらを適度に供給すると発芽は促進されます。

⑤芽だし(発芽)
ざるや小孔をあけて排水を容易にした容器によく洗い熱湯消毒した砂を7~10cmの暑さに入れその上に水切りした大豆を敷きます。
             ↓
今回は手抜きしてガラス容器にふやかした大豆をそのままいれ、放置してみます。うまくいくかな~?
うまくいけば一週間から二週間で10~15cmになるので取り出して水洗いして
調理して食べます。

どなたか美味しいもやし料理知りませんか?

今後、しばらく「もやし日記」として投稿しますのでよろしくお願いします。
(うまくいくといいな~)

写真は乾燥大豆とふやかした大豆を並べてみました、ほぼ2倍に膨れます。

大豆で一品…。

2004-12-02 22:58:02 | 大豆のお話
先日、小粒大豆の利用方法を募集しました。豆乳、豆腐、納豆、きなこ、テンペ
(U-1さんどうもありがとうございます)などなどある中で
とりあえず今回は豆もやしを作ってみることにしました。

もやしとは
緑豆(りょくとう)と呼ばれる小粒の豆や大豆を水に浸し発芽させたものです。

「緑豆もやし」も「大豆もやし」も成分はほぼ等しく、発芽現象により成分の一部は酵素の作用で
可溶性の成分に変化するとともに、ビタミンCが増加するので、昔は冬季の野菜不足を補い
ビタミンCの補給源に役立ったそうです。

現在では通年新鮮な野菜が手に入るので「もやし」のありがたみは薄れていますね~。
今回の企画で「もやし」のすばらしさを再認識してみましょう!?

写真は乾燥した小粒大豆を水で戻しているところです。
大きさは普通の大豆の1/4程度の大きさでエアガン等に使用するBB弾と同じくらいの大きさです。

次回はもやしの作り方をUPします。