ロングフィンブッシー(アルビノ含む) 309
平面に付着する高さの無いコケ類の処理能力が極めて高い小型プレコ。
オトシンクルスと比較した場合、LFブッシー1匹でオトシンクルス10匹分程度の
仕事量を簡単にこなしてくれる働き者であーーーる。
また、オトシンの場合はコケ類を除いた人工飼料への餌付きの悪さと
大磯砂サイズの底砂が敷いてある環境だと必要なエサの摂取が難しいなどの理由から
水槽内のコケが無くなり次第餓死する傾向が強く見られるが本種であればコケ以外にも幅広い餌を摂取してくれるため長期飼育も容易٩( 'ω' )و
寿命もプレコ全般に言える事ではあるが10年オーバーと他の小型魚に比べて長寿であり
体長6㎝も有ればクチヒゲのもじゃもじゃ具合(オスはもじゃもじゃ、メスはチョビヒゲ)で簡単に雌雄判別も可能となって
繁殖も楽しめる。
水質、水温共に適応範囲は広く急激な上下だけ無ければ飼育は容易。
ちなみに「うちのブッシーちゃんは全然コケたべましぇーーん!!」と言う人もちょいちょい現れますが
それは単純により嗜好性の高い人工飼料を与え過ぎによる偏食が原因である事が多い。
ネオンテトラクラスの小魚であっても哺乳類などと違って淡水性魚類は絶食に強いと言いますかそもそもが雨季乾季の絡みで絶食期間が長くなる環境下で生きてる生物なので
コケを食べなくなったら遠慮なく1週間を限度に絶食しましょう。
あきらめてコケを食べ始めまつ🥺🥺
偏食以外の理由でコケを食べない場合は、まずは本当にコケを食べていないのか観察しましょう。
きっと水槽の半分だけとか前面だけ食べてないとか、部分的な食べる食べないが観察できるはずです。
これは縄張り意識があるプレコゆえの行動で、食べないエリアに出てくると他のプレコや魚に追い払われていたり
直接的な追いかけっこや喧嘩は無くてもコケが残ってるエリアが強い魚の縄張りになってる事があります。
この場合は、水草の配置やレイアウト変更で魚の縄張りをリセットすると動きが変わります。
又は、縄張りを飼育者が理解して縄張りエリアだけ人の手でコケを掃除するのも魚に優しい考え方でつね。
逆に石巻貝やアカクチカノコ貝のようなそもそも縄張り意識と言うモノが存在しないコケ取り生物をセットで導入するのも賢い解決策だとおっさんは思う(*・ω・)ノ