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武本睦子あっちこっちポルトガル

ポルトガルあっちぶらこっちぶら報告です。

キイチゴのジャム・レシピ

2014-07-24 | ポルトガル料理レシピ

 近くにある古代ローマの道で、たくさんのキイチゴが実っていたので、キイチゴジャムを作ってみました。

 

山からキイチゴの良く熟れた黒い実だけを摘んでくる。

 

きょうは570グラムが採れました。

ざっと洗ってゴミやガクなどを取り除く。

 

水を切り、鍋にキイチゴを入れ、キイチゴの目方の半量の砂糖をまぶす。砂糖の分量は285グラム。

しばらく置くと砂糖が浸みこみ、水分がでる。(約30分)

 

200ccの水を加え、中火にかけ焦げ付かないようかき混ぜる。真っ黒だった実も一旦は色が抜けて赤色に。

沸騰すると弱火に。

 

約40分で出来上がり。

 

1キロ入りの瓶に6割ほどができました。

 

ヨーグルトのトッピングに。

 

種が少し気になりますが、野生的です。

種が気になる場合は、最初に水で軽く湯がき、ざるでこして種を取り除き、そのあと砂糖を入れて煮ます。

(C) 2014 MUZVIT

 

 


ソラマメのスープ Caldo de Favas

2013-05-19 | ポルトガル料理レシピ
 きょうはカツオが出ていないかな?と思って公設市場ではなく、セリ市横のメルカドに行きました。カツオは公設市場にはなくて、なぜかセリ市横のメルカドでしか売っていないのです。
 でもあいにくその日は出ていなくて、仕方なくというか、キンメダイの大き目のものを買いました。いつもはキンメダイならセリ市横のメルカドではなく、公設市場の馴染みの夫婦から買うのですが…。(公設市場とセリ市横のメルカドは5分と離れていない)

 それでクルマの保冷箱にキンメダイを放り込んで、公設市場を通り抜けて大通り公園で開かれている蚤の市に行くことにしました。
 公設市場には今が旬のソラマメが出ていたので、蚤の市の帰りに買って帰ろうと思っていましたが、大通り公園のカフェでコーヒーを飲んで、クルマに戻りかけて、ソラマメを買っていないことに気がつき引き返しました。
 あちこちの店で売っていましたが、サヤ入りは荷物になるので、むいてあるものを買いました。少しは割高でしょうが、一袋500グラムあまりが入って1,5ユーロです。
 女将は「コエントロはいらないのかい?」と言うから、「いるいる」と言うと売り台の下に潜って鷲づかみにした束をおまけで呉れました。
 家に帰って見てみると、20枝程のコエントロ(コリアンダー)の他に、2枝のミント、5センチ程に引きちぎったフランス葱の緑の部分が2枚、それに紛れ込んだのでしょう、ディル2枝が含まれていました。ずいぶん親切なおばさんです。
 塩茹でにして食べるつもりでソラマメを買いましたが、折角香草が揃っているのだからそれらを使ってポルトガル料理に仕上げてみようと思います。

ソラマメのスープ Caldo de Favas


材料(2人前)ソラマメ・500グラム、茹タマゴ・1個、パン・4枚、玉ねぎ・小1個、コエントロ(コリアンダー)・2枝、アルファス(レタス)1枚、ローリエ・小1葉、ニンニク・1片、オリーブオイル・適量、塩・コショー・適量、コンソメスープ・半片

鍋(素焼きの土鍋が相応しい)にオリーブオイル大さじ3杯を入れ、刻んだ玉ねぎとニンニク、ソラマメを入れ炒める。
塩コショーして、1リットルの水を注ぎ、ローリエとフランス葱を入れる。


10分程茹でソラマメが柔らかくなるとコリアンダーをちぎり入れ、コンソメスープで味を調える。注ぐ前にローリエとフランス葱は取り出す。
お椀に半枚のレタスを敷き、周りにパンを入れ、ソラマメとスープを注ぎ、上にゆで卵の半切りを飾り、出来上がり。


素朴なアレンテージョの料理ですが、外食でこれを食べてしまうと、メイン料理がお腹に入らないので、あまり注文はしないのですが、家ではこれだけで美味しく満足の出来でした。コエントロと言い、ミントと言い、そのハーモニー、又、浸したパンが絶品でした。