「万能鑑定士Qの推理劇Ⅱ」
著者:松岡圭祐
過去作及び関連作は
っ資料室(仮):「松岡圭祐」へGO!
例によって2冊目からスタートするというゑんぶろクオリティww
相変わらずキレッキレな雑学乱れ撃ちが嬉しい。終盤のホンの数ページだけでも一冊作れそうなネタがギュウギュウ詰め。なんと贅沢なネタ本か。
新潮文庫ネタは比較的あちこちで目にするが、ストーリーに無理なく組み込んであるのがお見事。
今回は「シャーロックホームズ」と「愛ちゃんの夢物語」(←読めば解る)の二作品が織りなす「事件」が日本を縦断して展開する。
一部の好事家注目の莉子と小笠原との進展どころか同時に登場するシーン自体ごくわずかで(まぁそれなりにニヤニヤできるが)、どっちかってぇと莉子の昔のオトコ(←下品)の存在が…。
唐突にあるキャラクターが登場するのはひょっとしたら「…推理劇Ⅰ」になんか伏線があるのか?
(…まぁそのうち全部読むから…いいか…。)
蛇足①…さほど多くないので登場人物はしっかりと把握しておく事。後ろの方でちょっとした関連が明らかになるので、その時の衝撃が違う。
蛇足②…トップ画像(てか表紙)で莉子がエプロンをつけている理由は中盤あたりで明らかに。…さて何のエプロンでしょうか?
「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ