ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

こんな映画を見て来ましたっ!

2020年08月12日 22時27分26秒 | 映画
鑑賞作品:「透明人間」(2D・字幕版)

(ネタバレ防止フィルター稼働中)

原題:「THE INVISIBLE MAN」

(切り口と画像が違うレビューは「こちら」をINVISIBLE!)



本来ならば…トム・クルーズ(「ミッション:インポッシブル」シリーズほか)主演の「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」に次いで「ダーク・ユニバース」2作目を任されるハズだった本作…。ちなみに主演はジョニー・デップ(「イントゥ・ザ・ウッズ」ほか)の予定…だった。

「ミイラ再生」失敗スッテンコロリンを受けて軌道修正を余儀なくされ…独立した一本として製作されたんだが…。

それがトンデモない変貌を遂げる事になる!


もう最初ッから「何気ない映像」が怖い怖い。…こんなん反則w

まず崖下から崖上に視線が上がって行くシーン…若干の曖昧さが逆に(まだチラ見せすら無いままに)恐怖を煽って来る。

よくある□□を●●しただけなのに…ただ壁が写ってるだけなのに…窓から外見てるだけなのに…カメラがゆ~っくりとパンしてるだけなのに…。

得も言われぬ恐ろしいほどの緊張感が漂う。

とにかくヒロイン:エリザベス・モス(「噂のモーガン夫妻」)のキャラクターが素晴らしい!…としか言いようが無い(ヒロイン以外もお見事な人物描写だが)。

○○がヒロインの脇に一瞬映る場面、そして△△の見事な伏線…。
これがあの××のシーンへの絶妙の演出になっている。

何処に居るのか…?

そして何時から居たのか…?

真綿で首を締めるように追い詰められて行くこの緊迫感と絶望感…。


怪奇映画としては古典中の古典である事は間違いない。

だがそれを現代に置き換えても十分に傑作たりえる事を証明する一本!!


まさかの満点!

なんと2020年、洋画初の「☆x5ツ」が「透明人間」だっ!!

…ありがとうトム・クルーズ!!←←酷いw


「鑑賞評価:☆☆☆☆☆」

蛇足…スクリーンに浮かび上がる漢字四文字「透明人間」のタイトル…。一気に「平成」飛び越えて「昭和」…。



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