ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

こんな映画を見て来ましたっ!

2020年12月20日 00時08分29秒 | 映画
鑑賞作品:「ステップ」

(ネタバレ防止フィルター稼働中)

原作:「ステップ」
著:重松清(「その日のまえに」原作)


(切り口と画像が違うレビューは「こちら」をSTEP!)



本気出した山田孝之の凄さ、こういう役柄が似合うようになったんだなぁ…な広末涼子、そして本作で評価爆アゲ、保育士役の伊藤沙莉(もとより知る人ぞ知る役者さんだったようだが)、安定の國村準&余貴美子…。
演技の達人たちのアンサンブルに心、鷲掴み。

特に大きなインパクトが無くとも(こういうドラマなりの波はもちろん有るが)、

無力さに肩を落とすシングルファーザー、園児を抱きながら語る保育士、年を経て少しずつ形を変える「赤いペンの跡」、娘が決心したように口にする「その声」、張り詰めた気持ちが解け涙を見せる姿、周りは周りで色々ありながらも懸命に手を差し伸べたり、義父の意地を見たり…

小さなエピソードの積み重ねで見る側の共感を得る事が出来るという良い見本みたいな一本。


どの年代が、どの視点で見ても心を打たれる…実にいい映画だった。

(その割にレビューがやたら遅すぎるがw)

「鑑賞評価:☆☆☆☆△」

蛇足…ぶろぐ主にとっちゃ山田孝之は初見が「手紙」だったので凄い役者、というイメージの方が先行してるんだけどな(玉山鉄二も)。




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