武井歯科医院 飯田市 白山町 歯医者さん日記 

長野県 飯田市 白山町の歯医者さん
アットホームな歯科医院を目指して院長の素顔を公開

ミニマルインターベーション(最小限の侵襲)を目指して

2012年06月30日 | 飯田市 武井歯科医院
ミニマルインターベーション

これは最小限の侵襲で治療を行うということです

昔は金属を歯にセットするのが主流であったり、セメントの強度も弱かったため
はずれにくい金属をセットするためには、かなりの量の歯を削らなければなりませんでした

そのため歯がよりしみやすくなったり、また歯が破折しやすいという欠点がつきまといました

しかし現在は歯に接着する白い詰め物(コンポジットレジン)の質やセメント強度が向上したこと、削るバーがかなり小さな径の種類まである、また拡大鏡を使用できるなどのことから最小限の削合で効果が発揮できる時代となりました

最小限の削合で済めば、健康な歯をなるべく傷つけず、維持することができます

ただ、虫歯の範囲が大きすぎる症例などは強度を得るために金属をセットしなければならない場合もあります

総じて歯を削るというこどだけでなく、神経の治療、抜歯などの手術、予防という観点からしてもこのミニマルインターベーションという考え方は患者様の負担を軽減する上でとても大切です