只見川第一橋梁 F4 号 333cm × 242 cm
奥会津只見川に架かる只見線の第一橋梁 大沼郡三島町道の駅 " 尾瀬街道みしま宿 " 近くのビューポイントより望む
命の次より大事に思っていた登山靴を考える。
オーバーなタイトルで書き出したが果たしてそれほどの違いがあるのだろうか心配しながら
書き出してみようと思います。
日本登山黎明期の昭和の登山靴の99%は革製でした他の1%は何かと言うと
キャラバン社が発売していた軽登山靴があったからです。(おそらく初心者用またはハイキング用)
この靴と特徴は化繊性のボディで作られ色は濃紺色と赤色の二色があった。
大きな特徴は靴底ソールに鉄板の歯が靴踏まづ辺り付けられていた。
中学生の頃の私はキャラバン社のこの靴を親から買ってもらい擦り切れるまでお世話になった。
キチンと登山靴の役目はしてくれたんだと思うが欠点は防水性が全く無かった。
※ 現代のキャラバン社製登山靴は,種類デザイン性能ともに優れている。
とにかく、このキャラバン社の靴で登山の第一歩を歩み出した。
現在の登山靴の殆どは新素材で軽量で名前もトレッキングシューズとか大きな進歩?をしていると思う。
今の私はこのシューズを履いているが心もとない感も多少感じてるのは私だけであろうか。
良いと感心したことに 靴のボディにGore Tex の生地を使用していることだが底ソールにビブラムソールを
使用してほしい。 なぜかと言うとビブラムはジェット機のタイヤ素材で摩擦力に優れた力を持っている
事が登山では岩場などでの信頼性は著しいものが有る。
当然私の登山靴はビブラムソールを張ってあります。
おまけにもう一つ普段のタウンで履くのは黒のチロリアンシューズで30年以上履いています。
愛を込めた登山靴の手入れ
革製登山靴の手入れは山行後には必ず行うことが大切だ。「今回の山行が無事にできたのは君のおかげだよ」と
靴紐を取り除き靴底のビブラムソールの凹みへ挟まった今回の山行のルートの何処かの小石であろうその小石を
ドライバーを使い取り去る時の少しの寂しさを我慢して行う。
次はバケツに注いだ水を束子(たわし)につけルートの何処かで付けた山の土を綺麗に落とす。(心でありがとうと呟く)
外側全体を束子で磨くような感じで汚れを落としたらタオルで拭き新聞紙を丸めて靴奥の爪先側から全体に形よく丸めた新聞紙を詰め、終えたら靴紐を丁寧に形を整えながら絞めしっかりと結い風通しの良い日陰で一日程陰干しをします。
その後登山靴はその状態のままボディの革肌にミンクオイルを指先でしっかりと塗りつけ防水性を高めることと適度の柔軟性を革に持たせること。
以上が革製登山靴の手入れですが最近のいわゆるトレッキングシューズではこのように手間をかける事は無いので登山道具への愛着が形成されずらいように思う。
次回までさよなら