「Beyond その先へ」F6号 410 × 318 cm
「さらば夏の日」 何かロマンチックなタイトルを付けてしまったが後の祭りなので
何とか乗り切るしかない。
1970年に同盟のフランス映画がありましたね、主人公は青春を恋人と過ごすひと夏のほろ苦いストーリで
主人公の青年医師は浮気をしてしまう中、青年の両親は離婚をして父親は新たな女と結婚と幾重にも問題が立ち塞がる
大人に成りきれない自分と大人たちの勝手な振舞いの中で夏の日は悪戯に過ぎてゆくそんなひと夏の映画だったと
思う。
夏は思いっきり山登りを楽しむことが私の夏の過ごし方。
冬も思いっきり雪山を楽しむことが私の過ごし方。
春も秋も、もちろん・・・あっ一年中でした。
20代半ばから山が中心の青春だった。
恋など二の次だと負け惜しみで言う。
夏山登山で忘れることのできない山行は北八ヶ岳の蓼科山から南八ヶ岳の編笠山と縦走し、
いったん下山街で食料を調達したその足で中央アルプスの空木岳から木曽駒ケ岳の縦走下山中央線の塩尻駅で
乗り換え松本駅下車そして上高地へ入り小梨平で天幕を張り翌朝岳沢から前穂、奥穂、北穂、最後に槍ヶ岳と
縦走をした。若いとは言え身体はボロボロに疲れていた。
山仲間の互いの励ましが互いの潤滑油になり事故もなく乗り越えたあのひと夏も男臭くもほろ苦い大切な夏の日
だった。
後期高齢者となった今は足腰も弱くアルプスなど夢のまた夢である。
低山登山をこよなく愛する田舎の老画家でも幸せな夏は来る。
では、又。
画家さんで山好きなのですね。
当方に来ていただいている下記のお方がいます。一度訪問してはいかがですか。
https://blog.goo.ne.jp/tarisihoko_1951