チャオプラヤ河岸の25時

ビジネスマンの日記帳

前原

2017-09-28 23:31:51 | インポート


 民進党の実質的解体が決まったが、前原代表の議員総会での説明を聞いて違和感を感じた。平和安全法案を戦争法とレッテル貼りし、口を極めて非難した面々、彼等を前にまたも平和安全法は違憲とし、その主張の正当性を改めて自己弁護した。だが、ではどうやって北朝鮮に向き合うのかの説明はまったく無かった。党全体で希望の党の看板を借りるが、選挙が終わればまた離党でもして再結集したら良いではないか、そんな聴き方しかできぬ空っぽな挨拶だった。
 これは余りにおかしい。民進党員のまま希望の党の公認を申請する、そのあり得ない無節操な二重党籍戦略もだが、いかにも滅茶苦茶な話になっている。希望の党は北朝鮮危機を深刻に受け止め平和安全法を評価し、憲法改正にも前向きだ。更には民進党からの参加者にはその二つで個別に踏み絵を踏ませる、と小池自身が宣言している。現実認識がゆがみ、面倒ばかりを起す社会党系左翼、イデオロギーに洗脳された楽園議員を党内に一人も置きたくないからだ。
 これで「全員で合流」、「誰かを切るという話ではない」、などが成立するはずはない。辻元や枝野、菅や玉木に公認を出せば希望の党が死ぬ、小池はそのように云っているのだ。
 実は前原と小池の合意はまったく未完の状態であり、前原が詰めが甘いまま党内に良い顔をする為、八方美人の言葉が独走している可能性がある。でなければ、もっと小池と握り合ったうえでの党内左派潰しということだろう。この合流話、原理的に互いに妥協できない部分でズレて居るというのが余りにも変だ。まだまだ波乱があって不思議ではない。選挙の枠組みはまだ何も決まっていない、そう評価するしかない。
 希望の党が民進党や壊し屋の小沢を丸飲みしたら、その段階で単なるゴミ捨て場になる。何かがおかしい。小池がそんなに愚かであるはずがなく、前原レベルの政治に追随するメリットもない。彼の決定的な詰めの甘さなのか、原理主義的左派を干乾しにし追放する作戦であるのか、両方の可能性がある。誰が考えても国益にならない政治家を始末する絶好の機会、そのように前原が判断したのなら一端の政治家と云うことになるが。
 党内のどうにもならない左派をまとめて小池に切らせ、党内の争議を回避する高等戦術を仕掛けたケース、頑迷で厄介な組合に苦しむ経営が採用する策だが、それは前原の知恵と云うよりも背後に小沢の知恵がうごめいていることを意味する。前原の偽メール事件や北朝鮮の工作に乗る判断の軽さ、その前歴から考えれば単なる詰めの甘さである可能性が断然高いけれども。さて、民進党最後の党首前原、その仕掛けの完成度はどの程度のものなのか、数日後には判明する。
 参議院に民進党を残した苦肉の策略、総選挙さえ終われば希望の党を離党すればよい、との有権者と党内を煙に巻く便法。小池も金と足腰が手に入れば、後はどうでもよいと考えているはず。政権打倒だけで一致はできても、そのあとに何をするのかは決めようがない有象無象の政党だ。いつか見た光景、混乱だけを残すはずの泡のような選挙互助会がまた誕生した。

                  

                                    
                                     川口




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小池と民進党

2017-09-27 17:17:08 | インポート
 小池新党の登場で俄かに流動的要素を抱えた日本の政治、投票率もかなり上がるのかもしれない。小池は典型的なポピュリズム政治家で日本新党以来、風を読みイメージで戦うことにだけ習熟している。改革や情報公開、しがらみのない政治、などのシンプルなスローガンを掲げるが、中身のある具体的な政策は皆無と云って良い。そもそも改革とは何か、しがらみとは具体的に何のことか、原発ゼロに到る為のエネルギー政策、などが説明されたことは一度もない。
 にも拘らず、東京都議選は韓国政治並みの低水準で小池ポピュリズムが圧勝した恥ずかしい選挙だった。その後、豊洲もオリンピックも結局は元の鞘にひっそりと戻し、その決定過程の情報公開は「私が決めました」の一言で済ませた。大衆は愚昧なもの、そう確信している政治家でなければできない芸当だ。
 小池にも弱みがある。政党助成金がないために資金面で大きな不安がある。従って、第二民進党どころか民進党そのものと合流する可能性はかなり高い。もともとが選挙互助会の民進党は政党間で様々に壁になるはずの政策論争をする基盤すらがない。当選すればよい議員の集合体であって、憲法9条も消費税も北朝鮮対応も本音ではどうでもよいはず。自身一人以外に関心事はないはずの民進党議員達、その魅力は巨額な政党助成金にすぎず小池がそれを狙わないわけがない。
 ポピュリズムの選挙互助会が大同団結し、自身のことは棚上げにして無責任な政権攻撃に明け暮れる、無論政権を任せれば分裂と全くの無能を曝け出す。こんな野党で良いはずもないが、そんな絵で選挙は行われそうだ。東京都並みにこの低質なポピュリズムが全国を席巻するのか、地方の知的水準が防波堤になり得るのか、決着の姿は来月の22日に明らかになる。
 小池が民進党の中に潜入した旧社会党系極左や親北朝鮮系議員は受け入れない、そう宣言すれば実質的に民進党は解党することになる。だが民進党内の枝野、辻元、玉木、蓮舫、白、有田、福山などのそんな問題児もただでは死なない規模で存在しており、絵に描く「政策を軸にした再編劇」に落ち着ける可能性は随分と低い。これから党内で様々な陰謀調略が激しさを増し、日本の未来そっちのけの内輪の攻防が繰り広げられ、結果誰もが沈む船から逃げようとするだろう。前原船長さえ船を捨てる可能性がある。そのような本質を持った政党なのだ。
 小池そのものには日本維新の会のように提案型野党への拘りや軸心の政策があるわけではない。選挙の勝ち方を知っている政界渡り鳥に過ぎない。小池が日本の政治に対しできる貢献は、唯一無能を極める民進党の分解だ。小池が手を下す必要もなく、民進党は看板を外して擦り寄るはずであり、その時点で実質的に崩壊する。彼等自身の手によって消えるのだ。    
 民進党の解党的出直し論には笑った。出直しなど出来るはずもないが、解党なら彼等の能力でも確実にできる。もって瞑すべし。希望の党が、そのごみ溜めにならぬことを祈るばかり。




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スマホ

2017-09-25 17:46:51 | インポート

 中国のスマホメーカーの世界シェアが伸びている。ファーウエイ(華技)、シャオミ(小米)、OPPO、VIVO、レノボ等々、ブランドも数えきれないほど多様になっている。中国国内ではさしものアップルも市場占有率は第5位メーカー、日本のメーカーに到ってはほとんど見掛けることもない。
 その中国企業のスマホも、裏蓋を開ければ日本製の部品が溢れている。それが現実だ。優れた日本の部品産業の技術を抜きにして競争力のある品質は確保できない。リチウム電池、半導体チップ、カメラモジュール、電磁波シールド材、強化ガラス、などなど、圧倒的なシェアで部品は日本製だ。
 その中国大手メーカーの一つシャオミ(小米)の大卒求人説明会で、社長による驚くべき反日発言が飛び出した。「日本語専攻の学生は会場から出ていけ、映画業界(アダルトを意味する)にでも行けばよい」、というものだ。流石に学生たちの猛抗議により社長は謝罪に追い込まれたが、これが反日教育で育った世代の一般的なメンタリティーであることには留意すべきだろう。
 幸いにもシャオミは更なる新興メーカー等に抜かれ、今や中国のサムスンと云う昔日の勢いはなく、経営危機すらささやかれる事態に到っている。厚顔にも日本進出を狙っているわけでもなく、日本では個人輸入でしか入手は困難だ。何も反日洗脳された経営に日本市場が協力することはない。
 シャオミやサムスンなどの反日企業は日本で決して成功することはない。表だったボイコット運動などがなくてもそのような消費行動は自然に形成されるのが日本。何とも頼もしい。
 圧倒的な部品品質と技術、基礎研究の膨大な蓄積、それは一朝一夕に真似など出来ない。北朝鮮のミサイルですら、不正輸入した日本の部品抜きには発射すらできない。その姿こそがもう一つの有力な安全保障になっていること、それを忘れてはならない。日々精進。





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解散の意義

2017-09-21 22:55:36 | インポート

 解散総選挙が確定的になった。良いことだ。
 山尾、豊田、辻元、稲田、上西、蓮舫、といった話にならない犯罪者や多重国籍者、無能なだけの女性議員達を一掃することができる。先ずは亡国の婦人達を国会から締め出すこと、何よりそれが緊要だ。少しは議論の質が上がらないことには、国会は恥ずべき人格の最終処分場にしか見えなくなる。それは如何にも議会制民主主義の危機の姿だ。
 解散の大義がない、と早々野党は泣き言を連ねるがナンセンスだ。そのタイミングは首相の専権事項として憲法が保障しており、政権基盤の強化と民意の所在を明らかにする、それ以外の何かが必要であるはずもない。野党に都合のいい解散など任期切れの追い込まれ解散以外はあり得ないこと、野党に最悪のタイミングを狙った解散であって当たり前だ。
 6月に不信任案を提出し、早期解散を主張したのは野党だった。今更準備不足に慌てて大義無き解散と非難するのはあまりにも筋が違う。いついかなる時であれ国民に信を問うことこそが大義であり、それは民主主義の根幹を為す行事だ。解散そのものにケチを付けるより、自分達の本音の政策である自衛隊解体、日米安保解消、北朝鮮礼賛などで国民に支持を訴えればよい。それだけのことだ。
 これだけ出鱈目な議員が溢れ、国籍不明の議論が平然と行われる国会。国民に一掃の機会を与えるのは正義以外の何かではなく、馬鹿げた議論を繰り返すより、冒頭の解散、再開国会での施政方針演説で十分だ。
 何より、年末年始には北朝鮮情勢が臨界点を迎える可能性が高く、総選挙の機会は此処以外にないはずだ。その時、亡国の議員たちが活躍していたら迅速な対応の遅れをも招きかねない。一掃すべきを一掃し、年末の国難に対峙するべきは論を待たない。
 北朝鮮有事はあり得る。最早だれもがそれを否定できない。この段階でも平和安全法案の破棄や、集団的自衛権の否定、日米同盟の解消を主張する党派すら在る。イデオロギー先行の戦後の日本、現実離れした政治の転換は遅れに遅れている。大義、争点が何であるのかが分からない、と主張するとんでも楽園主義の野党、だが、国民にとってそれは余りに明確だ。
 日本にとって極めて重大な政権選択選挙になる。先ずは恥ずべき議員を確実に落とし、まともな言論の府を構築することだ。 





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孫子

2017-09-18 11:25:38 | インポート


 列島越しにミサイルが飛んで行く物騒な情勢になったが、北朝鮮の制圧に有効な手立てはなかなか見つからない。中国とロシアも賛成した国連制裁決議も効果を示すにはまだ時間が掛かる。
 孫子の兵法には「勝軍は先ず勝ちて後に戦を始め、敗軍は先ず戦って後に戦を求む」とある。軍事オプションを起動せざるを得ないのならば、その時には既に勝敗は決していなければならず、戦の後の統治スタイルに至るまでの計画ができていなければならない。
 既に水面下では戦の前の真の勝負、雌雄を決すべく熾烈な闘争が続いている。外交戦や工作合戦に全力が注がれ、互いに軍事力を行使する段階では全てが終わっている、と云うことだ。中国とロシアという北朝鮮の後ろ盾をどう協力させるのか、勝敗の決め手はそこで決まるのだろう。決着の時は確実に近くなっている。
 仮に北朝鮮の核保有を認めて対話する、という最悪の選択になれば、それは明らかな国際社会の負け戦になる。水爆は他の独裁国家やテロ組織に売却される可能性が否定できず、脅迫に晒される各国も核武装する以外の安全保障がなくなる。それは明確な核管理体制の瓦解を意味する。
 最大の変化が必要になるのは他ならぬ日本だろう。核によるアメリカ本土への報復能力があるとなれば、北朝鮮との紛争にアメリカが核の傘を提供し、支援介入することなどほとんど考えられない。日本防衛のために本土を危険に晒す、そんなお人好しは世界中に居ない。核の脅迫に対しては日本は自力での防衛以外にはなくなり、実質的に日米安保条約の同盟関係は意味を無くす。
 北朝鮮の核保有を認めて対話、ということのリスクはそのようなものであり、今、日米同盟の破壊を意図する日本共産党や工作組織などが声高に主張している。何の成果も無いことが明らかな無条件対話の主張は、平和主義なのではなく反日主義、日米分断の立場からに他ならない。「対話で解決する」、当たり前だが場違いな主張。現段階での無条件の対話とは、世界の良識を裏切っての北朝鮮への屈伏をしか意味しない。
 孫子なら戦の前にしっかり勝て、そのように叱咤するだろう。世界が等しく暴力団との対話集会には意味がない、そのように認識を一致させることが戦を避けた勝ち、ということになる。水爆を持つに至った北朝鮮の現状を是認すること、それは世界の破綻を意味する。核不拡散の大原則が消えることの重さ、それを世界が等しく認識することができるかどうか、勝軍と敗軍の差はそれで決定的になる。
 ペルー、メキシコ、エジプト、マレーシア、スペインなど、北朝鮮の友好国が次々に大使追放や国交断絶を決断し始めた。軍事を起動するまでもない圧倒的な姿にし、そこから軍事オプションを起動させる、ややこしいが他に北朝鮮の核の脅威を除去する手段はない。現状で即軍事オプションを持ち出せば、愚策中の愚策に陥る。
 「不戦必勝を以って上策とす」、国連を舞台にした外交戦の帰趨をしばらくは見守ろう。             
                                    


                                 川口
                               

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ガソリーヌ山尾

2017-09-08 10:19:43 | インポート

 ガソリーヌこと民進党の山尾議員が不倫問題で離党に至った。こともあろうに前川新執行部は山尾を幹事長に抜擢しようとしていた。選挙の顔になるという蓮舫選出と同じ理由、明らかに女性議員を客寄せのパンダにしか考えていない。救いようがない水準の政党ということになる。
 山尾の問題は自分のことを棚に上げ、役割演技に徹して平気で他者攻撃ができる、と云う人格の不誠実さにある。結果、批判すれば全てがブーメランになる、という不思議な特技を持つ女性になった。有名な「日本死ね」は、何と匿名ブログなのだという。平気でそんなものを国会に持ち出し、虚偽を交えて他者攻撃に利用する神経、半端な非常識人でないことは明らかだった。国会の議論の質を、耐えられないほどに劣化させた主犯と云える。
 だが、彼女の問題はむしろガソリン領収書を窃盗し、政治資金報告書に費用計上して虚偽記載を繰り返し、挙句秘書が勝手にやったと釈明したガソリーヌ問題にある。明確な犯罪にあたるばかりか、秘書のせいにして済むわけがない、と再三舌鋒鋭く他者攻撃を繰り返していた本人の事件である。東大出の検察官上がり、ご立派な経歴の陰で人格がまったく育たなかった好例になっている。
 不倫で離党なら、ガソリン詐欺は議員辞職で当然だ。そのような議員を幹事長候補にした前原民進党の前途が、如何に絶望的なものかが分かる。
 前原は幹事長代行には辻元を起用するのだという。赤軍派や北朝鮮幹部との関係が濃い彼女を要職に据えるなら、次のスキャンダルは半端な打撃では済まなくなる。前原自身にも北朝鮮からの工作疑惑があり、反日政党の姿を更に露骨にすることになれば、民進党がいくら国籍不明集団であっても離党者は出るだろう。残りは極左と半島の代弁者、一体どんな選挙をするのか見ものだ。
 All for Allなる意味不明の抽象的な政治理念を掲げるのだという。それは共産主義を意味するのか、またもや財源無視の破綻主義のことなのか、内容が何を意味するのかさっぱり分からない。理念などない、そう正直に発言すべきだろう。不透明さを増す政界の動向、明確なのは民進党の消滅だけということになる。




                                       川口
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水爆

2017-09-03 23:19:58 | インポート

 今日、遂に北朝鮮が6回目の地下核実験を実施した。中国の吉林省などでも揺れ、その地震波の状況から水爆実験の可能性も否定できない。通常、核の完成に必要な実験は6回とされ、今回のものは様々な意味でこれまでのものと脅威のレベルが全く異なる。
 核管理体制への壊滅的打撃になることは無論、誰の管理も受けない半グレ国家がICBMを所有する、というあり得ない新しい世界が現出した。例えば、ISが北朝鮮製の水爆を入手する可能性を誰も排除できない、そのような世界。ロシアのミサイル技術、パキスタン・中国の核技術の流入によって兵器化は急速に進んでしまったが、この後をコントロールする術は関与の国々にもまったくない。危険な極東の姿が完成してしまった。
 これからの東アジアの姿は嫌でも一変する。取り分け日本は西の国境全てが核保有国になり、なおかつ非民主国や反日国である、という現実に囲まれることになった。NATOとアメリカのように、核シェアリング政策で安全を確保するのは最低限の要件になる。最早、非核三原則の維持はあり得ない無責任な政策、と云うことになった。
 核は使わないことを前提にした抑止兵器、ということになっているが、それは嘘だ。相手が核を持たなければ、実使用する兵器であることは広島や長崎が証明している。朝鮮戦争でも、マッカーサーは50発もの原爆投下を部下に検討させていた。残念ながら核の使用を抑止する力は、核でしかない。
 北朝鮮はトランプの政権が安定せず、内政に足を取られている現状では物理的な反撃はできない、と読み切っている。その間にICBMの核弾頭搭載を一気に進めてしまう戦略であるだろう。半グレが力を持てば国際社会の恫喝に明け暮れるのは目に見えている。その未来図にどう対抗するのか?まともな自己統治能力がない半島の未来図に、日本の運命を並走させることなど出来ない。
 とどのつまり、日本は戦後的理念の全てを清算するしかなくなる。半グレ国家をアメリカが制圧しないのなら、いずれ日本が軍事的な圧迫は自前で排除するしかなくなる、それは余りに自明だ。日本の敗戦国文化、自虐マインドと安全のアメリカ依存からの脱却は、皮肉なことに半島の手によって為されることになる。自衛隊の現状戦力では北朝鮮の多核弾頭弾はまったく防げず、その事実が日本の変化を否応なく要求する。危機は、現実になった。





                                 川口
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