p108
●シナリオが進歩しない人の特徴は
書き方に進歩がないのです
書き方が間違っているのではなくて
『 いい加減 』なんです
つまり、心がないのです
自分の作品をいい加減に書いている人は進歩しません
p120
●プロになるためには「こだわり」の微調整が大切
アメリカの自動車と日本の自動車はい1ミリ以下の微調整が違う
プロの作品と、勉強している方との作品の違い
同じ材料を使い、同じ設計図を使っての違いは
「1ミリ以下の微調整」だったのです
シナリオで言えばディティールなんです
p123
●文章には直し(推敲)が必要
自分以外の推敲もある
プロデューサーの命は予算をどういうふうに当てはめるかなので、
セット、ロケの関係で、シナリオを予算に
当てはめるように直さなくてはならないから
p125
●アマとプロの違いとは
それは、素材の選び方のまずさ
つまり、この話はお客様は見たいなと思うかどうかが疑問の作品です
なぜそうなるかというと、
ひとりよがりなのです、自分だけがいいと考え、読む相手を考えないのです
いくら好きでも、うまくても、すでに既成の人がやり尽くしたものを
やってはいけないのです。
プロになる人は、ごく一部である、
しかし、プロになる人はその人に才能があったか・どうかではなく
それだけ努力を積み、かつ自らチャンスを掴もうとしたという事に
ほかならない
p128
●既成作家に太刀打ちできる唯一の武器
新人が、既成作家に太刀打ちできる唯一の武器がアイデアなのです
新しい発想をしようという貪婪(どんらん)なままでの意欲が必要でしょう
p133
●誰にでもある「挫折の季節」
誰にでもそういう季節はあるはずで、
挫折を感じない人はいない
「これから長いんだ、一本や二本、不出来なものができて当たり前だ」
と覚悟することです
p138
●定石があるから妙手が生まれる
アマとプロの違いは一体どこにあるのか
セリフのうまさ、ト書の的確さ、”人物の描き方の深さ”
構成の語り口の滑らかさ、伏線の張りかた、
もちろん、それぞれプロとアマでは年季の入れ方で
上手、下手は出て来る
p141
●突然、書けなくなったら
急に書けなくなるのは、才能がないのでも何でもなく、思考のプロセスなのです
そういう時には、実際の画像画(シーン)を想像するのです
そういう具体的な思考をはっきりさせる事は、
次の思考に発展することができるのです
なぜならば、それだけ画像が想像できるのは集中しているからです
p143
●プロになるための10の条件(修身篇)
① まず速く書けること
② プロデューサーや監督の直しの注文をうまく受け取る(直しの技術ああります)
③ 締め切りと枚数を必ず守る(プロの最低条件)
④ 速く読めて、要点をつかむことができる (原作の読み方にもテクがある)
⑤ 自分を客観視できるか (ひとりよがりからの脱出)
⑥ 観客がいることを思い、観客を知ること (プロの第一条件)
⑦ つねに自分でも企画をもっていること (企画書が書けるのが常識)
⑧ 気に入った作品をもつこと (映画、テレビがすきでなければやめた方がいい)
⑨ プロはコンスタンスに実力を発揮することができる (技術は常に磨くこと)
⑩ XXを書かせたら 「あいつだ」 という特技をもつこと (売りものを持つこと)
芸がないということは、つまりアイデアがないということなのです
p153
●懸賞は間違いなく登竜門で
登竜門の効果は間違いなくある、
ひとりよがりの点がなくなり
懸賞には枚数の約束、締め切りの規程
これらを守ることが読む人にどんな印象を与えるか
意味を換えて言えば、観客のことを考慮することができる
余裕がうまれるのです
●映画、テレビ業界の地図を知ろう
今、自分はこういう番組を目標を考えいる と考えなるのですが、
どの時間帯で、観客の対象は何層なのか、ジャンルは何をしたらいいかというように
実際の観客に話しかけながら脚本を書くことができます。
こういうことを血の通っている作品というのです
・・・ということで自分の作品は何に向かって作品を書いているか意味づけてください
p159
●シナリオが嫌になったら、好奇心を持ちなさい
いつも進歩するためには、自ら問題意識をもつこと、
「何なのだ」「どうしたらいいのだ」といった
問題意識と言うと固くなりますが、好奇心を持つことは必要なのです
最近はこれが流行ってるって聞いたので
試してみたのですが、凄いですね。。。
私もう45のオッサンなのに、若い子が私に夢中なんですよ!
あのキュッと締まったおマ.ンコの感触、忘れられません(笑)