p200
●シーンを大切にしよう
ひとつのシーンに 心を入れず ストーリーが変わればいいというのは
始末が悪い
p201
●文章を上達させるコツ
①ともかく本を読め
②何でもかんでも多く書いてみるのだ
③推敲を多くやればうまくなる
あらゆる運動は
その必要な筋力を何回も何回も使って上達します
回数をこなすことが上達につながります
p204
●「ドラマは嘘つき」です
ここでいう嘘とは
言い換えれば想像力の翼がいかに豊かにひろげられているか
ということでもある、ドラマにおける嘘は、観客や視聴者を魅了し
ストーリーを豊かにしてくれる源泉である
p207
●シナリオは書きながら推敲する
文章という形はとるものも
文章表現そのものが目的はない
あくまでも、映像を定着させるための手段である
p209
●最近は”ナニカ”が不足している
それは何か、「それは人間性の不在だ」
これからの描写は右脳を使った、『感覚』として訴えて、
観客にもわかるものでなければなりません
印象的に
p212
●『三道』とは
・種 「素材(アイデア)」
・作 「構成」
・書 「作詞(ディティール)」
とくに三つ目の「書」の部分のディティールの語り口のきめの細かさが
ドラマの奥行きを生む
p214
●人間性を追求する際もののすすめ
芸術とは悠久の流れの中に真実を追求するものです
人間を描くことは、永遠のテーマなのです
話題を取り上げることが良いか悪いかではなく
人間性を追求するかどうかで作品は決まります
p216
●3つの”E ”
エキサイト(興奮)
エンジョイメント(楽しさ)
エンターテイメント(面白さ)
p219
●ドラマには無(間) が必要
「間」の大切さ
●p225
いくらプロの腕をつけても、
観客や視聴者の要求するものを書かなければ
上映や放映をされることはありません