『露草協会』(一緒に晴らしませんか高瀬露の濡れ衣)

宮澤賢治がとても世話になった高瀬露。ところが現実は、露は〈悪女〉にされている。その濡れ衣を晴らさんとするブログである。

宮田さんの無実を勝ち取った斉藤弁護士

2018-11-27 08:30:00 | 高瀬露関連論考等
 昨日(11/26)、たまたまTVを観ていた。それはIBC(岩手放送)の、
「1番だけが知っている 北村弁護士が!絶対に許せない!警官による自白強要…証拠隠し…見放す弁護士…突然殺人犯に…再審不可能99.9%…人情弁護士33年目の奇跡逆転判決」
というとても長たらしいタイトルの番組だった。
 具体的には、いわゆる「松橋事件」と呼ばれている事件に関することであり、この平成30年10月10日に裁判やり直しが決定した宮田さんの再審を33年間をかけて勝ち取った人情弁護士・斉藤弁護士の番組であった。私はこの番組を、あることと重ね合わせて、しきりに頷きながら魅入っていた。
 特に、真犯人が他にいるということを意味する証言をした人に対して、警察があの手この手でその証言に圧力をかけてを封じていたという事実があったということを明らかにしたシーンでは私も怒りが沸々と湧いた。また、焼却されたというシャツの左そでが実は焼かれないで残っていた、つまり自白が嘘であることを裏付ける物的証拠があったというのにもかかわらず、警察はそれを隠していたということを明らかにしたというシーンでも同様にであった。

 ところで私が「重ね合わせて」いたものは何かというと、それは、私が高瀬露は濡れ衣を着せられたということを実証したというのに、ある組織があの手この手を使って潰しに来ているという、前夜たまたま見ていた夢とだ。しかもその夢は、その組織が恣意的な証言の使い方をしていたり、証拠をでっち上げたりしていたことが程なく世間に知られてしまったことによって、ついに露の濡れ衣が晴れて、露の尊厳が回復されたという夢だったからである。

 そこで、偶然観たこの番組に私は勇気づけられ、励まされたのだ。そして、いつかはこれが正夢になるということを私は改めて確信した。

 とまれ、客観的な根拠がないのにもかかわらず、とんでもない〈悪女〉の濡れ衣を着せられた〈高瀬露悪女伝説〉は人権問題だ。そこで、本来ならばしかるべき機関が早急に再検証をしてて解決せねばならない喫緊の課題です、としかるべき機会にしかるべき場面で私が訴えたのだが、当局は与り知らぬことだという

 ならば私は、斉藤弁護士の33年間にも亘る不退転の取り組みに倣って、これからも地道に高瀬露の濡れ衣を晴らすための活動を粘り強く続けて行く。それは、知ってしまった「真実」を知らなかったことには私はできないからだ。そして、幸い、「歴史に時効はない」というからだ。ではそれまで、今しばし待っていて下さい天国の高瀬露さん。

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