古都ぶらりさんぽ

京都・奈良など全国を散策し鑑賞した文化、建築など紹介し、咲く花の美しさや魅力を画像に収めたり想いを綴っています。

正法寺③本堂

2008-08-26 17:52:06 | Weblog
庭を満喫して、本堂に入る。
柱や欄干などは再建された江戸時代初期の建築様式を今に伝えている。多くの仏像が並べられています。正面は重文・三面千手観音。高さが2m60cmあまりで、鎌倉時代初期の作。化仏を頭と顔の左右に配した三面は全国でも珍しい。
その右には聖観音が。平安時代初期に弘法大師の作と伝えられ、厄除けにご利益があると人気を集めています。
その後ろに大日如来。左には阿弥陀如来が。また両界曼荼羅も掲げられ、ここは極楽浄土に居る感じも。
次いで宝生殿に進むと、先ず走り大黒天。大原野大黒天と言われお参りする人で賑わっています。一分でも早く福を授けたいと走っておられる姿が珍しいんです。
さらぶ隣には愛染明王で縁結びのご利益があらたかとのことです。

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