古都ぶらりさんぽ

京都・奈良など全国を散策し鑑賞した文化、建築など紹介し、咲く花の美しさや魅力を画像に収めたり想いを綴っています。

六波羅蜜寺①本堂

2007-08-18 09:23:21 | Weblog
六波羅密寺は、951年、当時の京は疫病が流行り、それを除こうと空也上人(醍醐天皇第二皇子)が自ら像を彫り安置した西光寺が前身とか。
平清盛ら平家一門の菩提寺であり、この当時は平家一門の屋敷が近くに約5200もあったとか。今は縁結び、無病息災にご利益を求めて、都七福神の一・巳成金弁財天としてまた
西国第十七番札所霊場として多くの人がお参りしています。
朱の柱に白壁の本堂は重要文化財に指定されています。
本尊は、先に説明しました上人が製作した十一面観世音菩薩像で重文です。
宝物殿には、重文の薬師如来・閻魔坐像・地蔵菩薩立像・平清盛坐像・空也上人坐像などの他、清盛の娘である建礼門院が天皇の子を授かり、男子であることを願って製作した「泥塔」、院が愛用したと伝わる硯など、優れた芸術品が収められています。
写真の本堂は、1363年の修営とか。

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