ワタシお腹すきまーーーシタ★

早速、昨日の続きをすっ飛ばして申し訳ないが、今日の帰り道の事
いつも通り７時過ぎ位に大学を後にする。
当然のことながら、この時間に働いている人はいない

ッと思いきや、中国人のベイはちょうど帰るところだった。

俺「おいっす、ハウアーユー？」
ベ「グッドよ。そっちは？」
俺「グッドです。今帰り？」
ベ「えぇ。じゃ、また明日ね。」
俺「バーイ」

普通にバイバイ。別になんてことは無い日常だ。

そして晩飯の買い物に家の近くのスーパーへ。
メトロって名前のスーパーで週に３回は買い出しに行く。
品ぞろえの良さと、買い物するとマイルが溜まるという利点がある
今日の晩御飯は、かなり久しぶりに豚肉

一通り買い物を終えて、外に出る。
チャリにまたがり出発しようとしたその時。
いかにも浮浪者風のおっちゃんが俺に話しかけてくる。

お「エクスキューズミー　サー」


またサーか！？Σ（￣▽￣；
何か嫌な予感。。。


俺「何？」
お「ペラペラペラペラァァァ！！！！！」
俺「はぁぁ？？」


喋んの早ぇぇぇし！！！！Σ（￣□￣；
俺の英語の実力舐めんなっっっっ！！！！！


しかし、英語が分らなくても何を言っているかは丸わかりだ。
すなわち"金くれ"といっているんだろう。


俺「オーウ、分んなーーいデーース。」

取りあえず英語が全く分らないふり（あながちふりでもないが…）をする。

お「ワタシお腹すきまーーーシタ！何も食べてませーーーーん。」

いや、知らねーよっっ！！！！！！Σ（￣▽￣；


お「どーしたらいーでショーーか？」


働けっっっ！！！！

以上


ソーリーっつって立ち去ろうとしたその時、
暗くて最初は気づかなかったがギターを持っているのに気づく

俺「…。ギター弾くの？」
お「イエーーーーース」
俺「何か引いてよ。そしたら２ドルあげるから。」

チャンスを与える超優しい、俺２ドルだけど(*￣m￣)
ってか、お前もタカってないでギターで稼げよ

お「オーケーーでーース。」

ジャーン・ジャンジャン


……（￣￣￣￣￣▽￣￣￣￣￣；


うん、まあこりゃタカるしかないかな。
早く他の職を探すべきと思われる。


俺「おっけおっけ。もーいーや。はい。」
お「おー、サンキューー・サーー！！」


二ドルを握りしめメイン通りの方に歩いて行った、おっちゃん。
俺の帰り道と同じ方向だったし、面白いので、後ろについて観察していたところ、誰かれ構わず金くれと話しかけている様子
結局４，５人に話しかけてたが、誰にも相手にもされなかったようだ（笑）


その間も一度もギターを使うことなく彼は夜の街に消えていった……
一体なんだったんだろう。。。次もう少し上手くなっていたら、２．５ドルに格上げしてあげようかな^^;
彼がこの冬を無事乗り切れますように

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オネガイッッ！！