キングストン到着

ホテルで朝起きて外を見ると、やけに暗い。。。
って時計を見たらまだ４時前じゃねーかっ！！！？？
おいおい…そりゃ暗いよ。これが巷で噂の時差ボケってやつですか？？
取りあえず全くもって眠くないので、手元に持っていた小説、有川浩の「空の中」を読んで、朝まで時間を潰す。
カナダにいる間に「赤毛のアン」を英語で読破する野望は実現できるかな？

８時にやっとのことでチェックアウトし重い荷物をゴロゴロと転がして、地下鉄でバスターミナルへと向かった。
途中、バーガー屋で朝飯食って、水をボトルで買う。
小銭を作るためだ。何故なら、カナダの地下鉄は（バスも、路面電車も、自販機も）すべてお釣りが出ない仕組みだからだ。
ピッタリじゃないとのっけてくれない訳じゃないが損しちゃうので、カナダでは小銭は超重要だ。
欧米はカード文化で現金は通用しないとか言うけど、同時に日本以上の小銭文化だとも言える。
ってかお釣りださねーなら、せめてカードでも乗れるようにしとけっちゅーの

トロント発キングストン経由モントリオール行のバスに乗り、揺られること３時間弱、目的地のキングストンに到着！！
ターミナルから大学のある市街までは車で１０分程度。
歩けなくもないけど、一時間はかかるし荷物もあるのでタクシーに乗る。
社会人は怖いねー、２，３年前なら確実に歩きかバスだったけどね。
２年前のカナダでタクシー代ケチって空港まで歩いて野宿した人間と同じ人とは思えないわ^^;

タクシー乗り場に行くと、運ちゃんは浮浪者風の髭のおっちゃん。
さすがの俺もちょっとやだなーと思い、ターミナルに戻ってコーヒーを飲む。
さて、ぼちぼち行くかぁとタクシー乗り場に戻ると、まだ髭のおっちゃん！！！？？？
まあ人もほとんどいないし、タクシーも二台だけだしこんなもんか…と諦めておっちゃんに頼む。

俺「クイーンズ大ね。」
運「OK!クイーンズのどこだがや？あそこは広いでな。」
俺「Physics Departmentなんだけど。」
運「わかんねーべさぁ。。。」
俺「じゃあまあ、真ん中らへんで。」
ってことで、取りあえず出発する。
　　…
運「おめぇ、学生か？」
俺「ノンノンノン、物理学者ですよ。」
運「おー、医者か！？じゃあホスピタルで働くんけ？」

そりゃあ、Physicianだろっっっ！！！俺のは、Physicist！！！！！！！！

俺「だから、、、えっと、、、ほら、あなたの体とかを形作っているものを研究してるんですよ。」
運「やっぱ、医者でねーべか！」
俺「………」

すんません、俺の力不足で最終的に俺は医者のカテゴリに入れられてしまいました。
まあ、アウトリーチ活動というのは日本でも中々難しいからね。。。
その辺り、これから頑張るべ！！！！！

To Be Continued