前の記事で煙草の話をして思い出したので、書きます。
もう半世紀以上経つので時効にて、本心を書きます。
煙管とはキセルと読み、煙草を差し込む部分と吸い口が金属で中間が竹や木製で出来ているパイプです。
隠語では国鉄時代に最低額の切符を買い電車に乗り、長距離を走り降りる時に定期券等で改札を通過する事です。つまり途中が無料なので木製に成るのでキセルと言いました、これは立派な無賃乗車で犯罪です。
また狂言の薩摩守忠度(さつまのかみただのり)とかけて薩摩守とも言いました。
しかし昔は多くの人が行って居ました、高専時代は俺も多数経験が有ります。
東京に何度も悪友と行きました、手口は簡単ですキセル乗車が多いので駅のホームには切符が多数落ちて居るので、それを拾い改札を抜けるのです。無料で行けたのです只捕まると三倍の料金を取られました。
一番の遠距離は新潟まで行きました、中学時代の同級生が新潟大学に入学していたからです。
未だ新幹線は無く、上越線の夜行列車で行きました。70年安保闘争時代で大学は学生が封鎖していたので校内で寝泊りしましたが、水洗トイレにトイレットペーパーが無く新聞紙を使うので詰まって使えず苦労した思い出が有ります。
帰りは磐越西線を使い、運賃合計30円でした。ただ苦労も有りましたキセルが多いので車掌の車内検札から逃げまくるのです。
若き日の悪戯心ですが、現在反省しています。JRさん御免なさい。
ただ不思議な事に改札が電子化した現在も有るそうです、もしかしたらコンピューターお宅には現在の方が
簡単と想像しますが、犯罪です止めましょう。
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