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完全フィクション

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読売新聞~医療現場のカスハラ

2025-07-13 23:23:29 | 日記
読売新聞が「医療現場におけるカスハラ」「ペイシェントハラスメント」について連載をしていた。
読売新聞の購読者への啓蒙をしてくれるのかと期待して読んでいたが、それは失望に変わった…。
連載は、総括していえば【患者にカスハラをさせないために医療従事者ができること】が主眼となった。
「高齢化し孤立してしまう患者が医療従事者に攻撃しないよう寄り添いましょう」
「攻撃的な患者を理解しましょう」

何も変わらない…。


医療従事者は、家族ではない。
医療従事者は、孤立した患者の母親でも父親でも息子でも娘でもない。
もし、孤独で攻撃的になっている高齢者に支えが必要であっても、それは医療現場で労働している人間の仕事ではない。
そして、医療従事者への暴力や暴言は犯罪だ。

「患者の人生を包み込む支援」は、いまの経営がひっ迫した医療機関では不可能だ。
「ハラスメント行為はメッセージ」などという態度は、患者の甘えと暴力を助長するだけだ。
加虐的な高齢者は犯罪者として扱い、医療従事者を守る仕組みこそが求められている。