ステロイドがきいたのか?
入院後の看護がよかったのか?
その人はだんだん食欲がでてきて、言葉にも力が入り、
リハビリをしてみたいというようになった。。。
会えばだるいだるいしか言わなかったのに、
前は、、、だの昔話をしてくれるようになった。
「私、先生のこと好きだ。。。」
80前のばあちゃんに言われてもくすぐったいものだ。。。
入院してから2週間、かなり元気になっていった。。。
しかし、抗がん剤をしているわけではないので、やはり病気は進行していく。
本人もふと真顔で聞く。。。「すすんでいるんだべね。。」
僕も言葉に詰まるのだが、緩和医療は告知を前提としているし、
自分の病状をしらないで治療するのは不幸だと思っているので、
正直に、
「検査してみないとわからないけど、進んでいる可能性がたかいとおもう」
といっていた。
ただ「元気になることが、がんを抑える可能性はある。」とはなしていた。
本人はどこまで理解したかはわからないが、がんばるといっていた。
このとき、自分で立って歩くことは患者さんは無理になっていたが、歩行器を
使って歩ける程度になっていた。
「このままじゃ、家に帰られない。自分で歩けるようにならなきゃ!!」
つづく
入院後の看護がよかったのか?
その人はだんだん食欲がでてきて、言葉にも力が入り、
リハビリをしてみたいというようになった。。。
会えばだるいだるいしか言わなかったのに、
前は、、、だの昔話をしてくれるようになった。
「私、先生のこと好きだ。。。」
80前のばあちゃんに言われてもくすぐったいものだ。。。
入院してから2週間、かなり元気になっていった。。。
しかし、抗がん剤をしているわけではないので、やはり病気は進行していく。
本人もふと真顔で聞く。。。「すすんでいるんだべね。。」
僕も言葉に詰まるのだが、緩和医療は告知を前提としているし、
自分の病状をしらないで治療するのは不幸だと思っているので、
正直に、
「検査してみないとわからないけど、進んでいる可能性がたかいとおもう」
といっていた。
ただ「元気になることが、がんを抑える可能性はある。」とはなしていた。
本人はどこまで理解したかはわからないが、がんばるといっていた。
このとき、自分で立って歩くことは患者さんは無理になっていたが、歩行器を
使って歩ける程度になっていた。
「このままじゃ、家に帰られない。自分で歩けるようにならなきゃ!!」
つづく