外科医(9年目)日記

自分さえ我慢すればいいと思って頑張ってきた。そんな僕には家族が出来た。患者も大切、家族も大切。わがままだろうか?

新しい職場

2007年04月03日 23時21分05秒 | 日記

新しい職場にきて早3日目。すでに今日はバイトに来ている。

 電話対応が2件あっただけで平和な夜だ。。。

 

 新しい病院はというと、なれないせいもあるかもしれないが、大変だ。

 点滴を1本だすにしろかなりのストレスが伴う。こうだったら出さない方が

 ましじゃないかと思ってしまうほどだ。

 

 患者へのかかわり方も医師、看護師でかかわるというよりは、看護師は看護師で

 医者は医者で患者をみるという、いまどきでない、かかわり方である。

 これではこの病院はいけないと思う。。。

 

 僕が思うに患者を系統的にずっと見ているのは看護婦だと思う。

 申し送りという制度があって、患者の直接的な世話をすることが多く、

 話を聞く機会も医者よりもずっと多いと思う。。。

 

 他の病院では、看護婦は患者の事を医者同様、いや医者よりも詳しく知っている

 ところもあったし、患者の処置や、家族、本人への説明には積極的に関わって

 きている印象がある。。。

 

 今の病院ではどうなのだろうか?

 処置は勝手にやってくれ。点滴出したら常に看護室にいないナースに声を

 かけてくれ。。。

 これでは仕事が進まないし、非効率的である。。。

 

 これでも地域では先進的な病院のはずだ。

 間違いがおきなければいいが、何だか、きまりばかりが先行して、何のための

 きまりなのか分からないまま、みんながそれに従っていると思われた。。。

 

 明日も仕事なので今日は早く寝たいところだが、

 これから金曜日の手術の勉強だ。。。