第97回夏の甲子園 敦賀気比 春夏連覇へまず1勝

第97回夏の甲子園大会は3日目。第1試合に話題の早稲田実業、第2試合は春夏連覇を狙う敦賀気比が高知の明徳義塾と激突する好カード。第3試合は大阪偕星と滋賀の比叡山の関西勢同士の対決に土曜日と言うことで、甲子園は朝から超満員。第2試合は、期待通りの接戦となり延長10回敦賀気比が4対3でサヨナラ勝ち。試合後半にかけて、じわじわ実力を発揮し始めた敦賀気比の強さが印象に残りました。第3試合は春夏通じて初出場の大阪偕星、あの大阪桐蔭に勝っての甲子園出場にどんなチームかと思いましたが、がたいのいい選手のオンパレードに驚きました。1番の姫野選手、3番の西岡選手が出てきた時は「おかわりくん」と思いましたが4番、5番と続く選手も「また、またまた、おかわりくん」しかもみんな根性がありそうな顔つき。そんなパワーのある打線で7対3で勝利。負けた比叡山は好印象のチーム。背番号18の山崎投手は167cmの身長。コーナーを丁寧につく投球で、強力打線を9回まで3点に抑える好投。京都商業の井口投手を思い出しました。比叡山は1点を追う最終回、地方大会わずか3打席の主将、河合選手を2死2塁の同点のチャンスに代打で起用、かなり緊張した顔つきでしたが、見事に同点打。最後まで諦めない粘りを見せてくれました。