第97回夏の甲子園 岐阜城北敗れる

第97回夏の高校野球甲子園大会が始まりました。第1回大会に出場した10校が当時のユニフォーム姿で登場しました。そのうちの1校広島中（広島国泰寺高校）は胸に「RIJO」の文字、鯉の城という意味でしょうか広島カープにつながっているのですね。王さんの始球式も球場が「オー」とうなるような投球でした。第1試合は鹿児島実業が北海高校に18対4で大勝。第2試合は岐阜城北と愛知の中京大中京の隣同士の対戦。中京が初回に岐阜城北の鷲見（すみ）投手の立ち上がりを攻め、3塁打1本を含む5連打で3点。第1試合に続いていったい何点取られるのかと思いましたが、鷲見投手はその後立ち直り、120キロ台の速球と、90キロ台の変化球を使って最終回には相手応援団のテーマ曲を口ずさんで投球するほどのふてぶてしさを発揮していました。一方の中京大中京のエースで主将の上野投手は、初回の3点で気が楽になったか、8回を終わって100球まで届かない省エネ投球。余裕の完投勝利でした。試合は4対1で中京大中京の勝利。