◆1.15大飯4号機の再稼働に抗議 (ニュース 第34号)
◆1.24大集会 報告とお礼
雨のなか、関西電力本店を350人が包囲
■■75分 途切れなかったシュプレヒコール■■
■大阪駅前の繁華街・梅田までデモ■
新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言下、しかも雨降りという厳しい
条件にもかかわらず、関電本店前には350名もの人が集結。
「老朽原発廃炉」を何としても実現させようという皆の強い気持ちが
伝わってきました。
集会で印象に残ったのは、福島原発告訴団団長の武藤類子さんから
寄せられた連帯のメッセージと、福島原発事故から10年目を迎えるに
あたっての決意表明。
また、東京からの参加者よりの「関西の反原発活動に学び、運動の活性化を
目指して東京でもリレーデモをする」との宣言です。各地で粘り強い戦いが
続いていることが確認でき、元気をもらいました。
集会後、西梅田公園に移動し、そこから東梅田駅近くまでの75分デモに参加。
国道2号線を東進したコースだったのですが、シャッターを下ろしている
飲食店も多く、人通りもまばらで、残念ながらアピール度はもう一つでしたが、
それでも参加者は意気盛んに75分間、途切れることなくシュプレヒコールを
上げ続けました。
今日のデモでは、さすがに警備の警察官も、いつものように「前に詰めろ」とか
「早く進め」と言うわけにいかず、急がされないので前の人ともゆったりと
距離をとり、ゆっくり歩くことができました。参加する前には少々逡巡した
のですが、感染拡大の危険はほとんどないと確認できました。
コロナ感染が広がって集会やデモがおこないにくくなり、原発再稼働反対や
廃炉を求める声が上げにくくなっている状況をいいことに、関電はどんどん
再稼働の動きを強めていくでしょう。コロナ感染はそう簡単に収束しないだろうし、
収束を待っていては手遅れになってしまいます。原発再稼働の反対行動は
「必要・緊急」。関電の姑息な再稼働を阻止するために、これからも
コロナに怯むことなく、できる限り集会・デモに参加したいと思っています。
(京都市 井上陽子)
関電にむかってシュプレヒコール
■■東海第二原発も うごかすな■■
■ 首都圏から ■
私たち「再稼働阻止全国ネットワーク」は、関西の「老朽原発うごかすな
実行委員会」の呼びかけに呼応して、1・24集会に参加するべく
早くから準備を進めてきました。もし、新型コロナウィルス問題が発生しなければ、
首都圏初め、全国から多くの参加者が大阪に駆けつけることが出来たはずです。
これまでも、私たちは関西からの呼びかけに応えて必ず美浜、高浜原発、
抗議行動などには全国から参加してきました。残念ながら、今回は
首都圏から数名の参加者になりましたが、不参加者の分まで頑張りました。
前日、便利な東京駅近くに宿泊するなどして。
また、不参加の福島反原発女たちのメッセージ(武藤類子さん)を携さえ、
当日、主催者から皆さんに披露されました。
同時に「とめよう!東海第二首都圏連絡会」製作の「東海第二原発再稼働反対」
チラシを配布しました。東海第二原発は、42年超運転のオンボロ原発を
稼働させようとしている点で、美浜3号機、高浜1、2号機とほぼ同じで
超危険な原発です。
この日本原電所有の東海第二原発(借金だらけで、東電から2200億円、
他関西電力や中部電力から借りなければならない)を廃炉にするため、
以下の戦い方を計画。
①関西に学び、原電本店-東海村100キロメートルリレーデモ実施。
②東京圏と茨城で東海第二原発再稼働NO!のチラシの大量配布。
③原電本店と茨城全域に全力行動。
昨年12月大阪地裁は大飯原発3、4号機の設置許可取り消しを命じた。
関西電力は原発マネーの不正還流など全てにわたって企業倫理の資質、
体制に欠ける。また、日本原電は「敦賀」資料の80ヵ所の書き換えで、
さらに、東海第二原発でも地震のデータを伏せ、だますようなこと平気で
おこなってきた。このような会社に原発を動かす資格はない。
新型コロナの緊急事態宣言下の中での1月24日の大阪の取り組みは、
立派でした。これは昨年の9月6日の大集会(台風と新型コロナの二重の制約下の
1600名参加)と、200キロの元気なデモにつづくもので、
全国の反原発の運動に大きな影響を与えると思います。
共に前進しよう。
(再稼働阻止全国ネット / たんぽぽ舎ボランティア 山田和秋)
西梅田公園からデモ出発
■■「関電よ☆老朽原発うごかすな!」大集会に参加して■■
■ 1月24日 ヨロヨロ記 ■
1月24日の「老朽原発、うごかすな!」集会&デモに参加させて頂きました。
降りつづく雨をものともせず、皆さんが意気軒昂に、発言・行進されるお姿には
敬服するばかりです。
言わずもがなの感想でありますが、ひと言。集会宣言文に
「大飯原発4号機が1月17日から稼働していること」について
載っていませんでした。いやけっして、私は「老朽原発廃炉を突破口に、
原発全廃をかちとろう」という方針に、異議を唱えるものではござりません。
ただ、運転中の原発を停めることは、喫緊の課題だと思うので、
もっとアピールして欲しかったです。もちろん、実行委員会の皆様方が、
大飯現地にも急行され「再稼働反対!」を訴えられていたのも存じております。
その上で、現在の状況を出来るだけ踏まえた運動展開を望むものです。
そのあたり、井戸謙一さんが、裁判闘争を報告された中に、具体的な、
関電原発「運転差し止めコロナ仮処分」申立てや、大飯原発の
行政事件訴訟法に基づく「設置許可の執行停止」申立てなど、お話されたので、
全体的には、よくまとまった集会内容になったと思います。
ところで、「1・24ビラのイラスト」について、
『あなたは、どう思うのか!見解を示しなさい。』と問い詰める人がおられます。
私自身は、チラシを見て「国・関電の原発政策自体に、生産力主義や家父長主義、
それこそ『死ぬまで働け!』とする搾取・収奪・差別・抑圧の姿勢を感じます。
それに抗して『休ませて?』はもっともだ、と思う」ので、そのイラスト表現に
違和感はありませんでした。ところが、SNS内のみならず問題拡散されている
様子ですので、ここは実行委員会として、きちんと問題点を明らかにされた方が
よいと思います。
もうひとつ、24日のデモでマイク・スピーカーが、十分に点検・調整されていて、
大きな声が響き渡っていたことから、実行委員会の方々のなみなみならぬご努力に
感服した次第でした。
(大阪市 松尾哲郎)
国道2号線を東進、梅田へ
★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 第35号』
ダウンロードは → コチラ
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◆1.24大集会 報告とお礼
雨のなか、関西電力本店を350人が包囲
■■75分 途切れなかったシュプレヒコール■■
■大阪駅前の繁華街・梅田までデモ■
新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言下、しかも雨降りという厳しい
条件にもかかわらず、関電本店前には350名もの人が集結。
「老朽原発廃炉」を何としても実現させようという皆の強い気持ちが
伝わってきました。
集会で印象に残ったのは、福島原発告訴団団長の武藤類子さんから
寄せられた連帯のメッセージと、福島原発事故から10年目を迎えるに
あたっての決意表明。
また、東京からの参加者よりの「関西の反原発活動に学び、運動の活性化を
目指して東京でもリレーデモをする」との宣言です。各地で粘り強い戦いが
続いていることが確認でき、元気をもらいました。
集会後、西梅田公園に移動し、そこから東梅田駅近くまでの75分デモに参加。
国道2号線を東進したコースだったのですが、シャッターを下ろしている
飲食店も多く、人通りもまばらで、残念ながらアピール度はもう一つでしたが、
それでも参加者は意気盛んに75分間、途切れることなくシュプレヒコールを
上げ続けました。
今日のデモでは、さすがに警備の警察官も、いつものように「前に詰めろ」とか
「早く進め」と言うわけにいかず、急がされないので前の人ともゆったりと
距離をとり、ゆっくり歩くことができました。参加する前には少々逡巡した
のですが、感染拡大の危険はほとんどないと確認できました。
コロナ感染が広がって集会やデモがおこないにくくなり、原発再稼働反対や
廃炉を求める声が上げにくくなっている状況をいいことに、関電はどんどん
再稼働の動きを強めていくでしょう。コロナ感染はそう簡単に収束しないだろうし、
収束を待っていては手遅れになってしまいます。原発再稼働の反対行動は
「必要・緊急」。関電の姑息な再稼働を阻止するために、これからも
コロナに怯むことなく、できる限り集会・デモに参加したいと思っています。
(京都市 井上陽子)
関電にむかってシュプレヒコール
■■東海第二原発も うごかすな■■
■ 首都圏から ■
私たち「再稼働阻止全国ネットワーク」は、関西の「老朽原発うごかすな
実行委員会」の呼びかけに呼応して、1・24集会に参加するべく
早くから準備を進めてきました。もし、新型コロナウィルス問題が発生しなければ、
首都圏初め、全国から多くの参加者が大阪に駆けつけることが出来たはずです。
これまでも、私たちは関西からの呼びかけに応えて必ず美浜、高浜原発、
抗議行動などには全国から参加してきました。残念ながら、今回は
首都圏から数名の参加者になりましたが、不参加者の分まで頑張りました。
前日、便利な東京駅近くに宿泊するなどして。
また、不参加の福島反原発女たちのメッセージ(武藤類子さん)を携さえ、
当日、主催者から皆さんに披露されました。
同時に「とめよう!東海第二首都圏連絡会」製作の「東海第二原発再稼働反対」
チラシを配布しました。東海第二原発は、42年超運転のオンボロ原発を
稼働させようとしている点で、美浜3号機、高浜1、2号機とほぼ同じで
超危険な原発です。
この日本原電所有の東海第二原発(借金だらけで、東電から2200億円、
他関西電力や中部電力から借りなければならない)を廃炉にするため、
以下の戦い方を計画。
①関西に学び、原電本店-東海村100キロメートルリレーデモ実施。
②東京圏と茨城で東海第二原発再稼働NO!のチラシの大量配布。
③原電本店と茨城全域に全力行動。
昨年12月大阪地裁は大飯原発3、4号機の設置許可取り消しを命じた。
関西電力は原発マネーの不正還流など全てにわたって企業倫理の資質、
体制に欠ける。また、日本原電は「敦賀」資料の80ヵ所の書き換えで、
さらに、東海第二原発でも地震のデータを伏せ、だますようなこと平気で
おこなってきた。このような会社に原発を動かす資格はない。
新型コロナの緊急事態宣言下の中での1月24日の大阪の取り組みは、
立派でした。これは昨年の9月6日の大集会(台風と新型コロナの二重の制約下の
1600名参加)と、200キロの元気なデモにつづくもので、
全国の反原発の運動に大きな影響を与えると思います。
共に前進しよう。
(再稼働阻止全国ネット / たんぽぽ舎ボランティア 山田和秋)
西梅田公園からデモ出発
■■「関電よ☆老朽原発うごかすな!」大集会に参加して■■
■ 1月24日 ヨロヨロ記 ■
1月24日の「老朽原発、うごかすな!」集会&デモに参加させて頂きました。
降りつづく雨をものともせず、皆さんが意気軒昂に、発言・行進されるお姿には
敬服するばかりです。
言わずもがなの感想でありますが、ひと言。集会宣言文に
「大飯原発4号機が1月17日から稼働していること」について
載っていませんでした。いやけっして、私は「老朽原発廃炉を突破口に、
原発全廃をかちとろう」という方針に、異議を唱えるものではござりません。
ただ、運転中の原発を停めることは、喫緊の課題だと思うので、
もっとアピールして欲しかったです。もちろん、実行委員会の皆様方が、
大飯現地にも急行され「再稼働反対!」を訴えられていたのも存じております。
その上で、現在の状況を出来るだけ踏まえた運動展開を望むものです。
そのあたり、井戸謙一さんが、裁判闘争を報告された中に、具体的な、
関電原発「運転差し止めコロナ仮処分」申立てや、大飯原発の
行政事件訴訟法に基づく「設置許可の執行停止」申立てなど、お話されたので、
全体的には、よくまとまった集会内容になったと思います。
ところで、「1・24ビラのイラスト」について、
『あなたは、どう思うのか!見解を示しなさい。』と問い詰める人がおられます。
私自身は、チラシを見て「国・関電の原発政策自体に、生産力主義や家父長主義、
それこそ『死ぬまで働け!』とする搾取・収奪・差別・抑圧の姿勢を感じます。
それに抗して『休ませて?』はもっともだ、と思う」ので、そのイラスト表現に
違和感はありませんでした。ところが、SNS内のみならず問題拡散されている
様子ですので、ここは実行委員会として、きちんと問題点を明らかにされた方が
よいと思います。
もうひとつ、24日のデモでマイク・スピーカーが、十分に点検・調整されていて、
大きな声が響き渡っていたことから、実行委員会の方々のなみなみならぬご努力に
感服した次第でした。
(大阪市 松尾哲郎)
国道2号線を東進、梅田へ
★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 第35号』
ダウンロードは → コチラ
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