
7月のトレーラー車検後、印旛沼に戻ってトレーラーをチェックしていたときに、ハブに熱を持っていることに気づきました。
右側のハブはずっと触ることができないぐらい熱く、家までボートを引っ張って帰るのが少し怖いな、ぐらい。
まずは疑ったのはベアリング。
ふないちの駐車場で右側のタイヤを外して、ベアリングをチェック。
シールまでは外さなかったのですが、ベアリング自体は大丈夫な感じ。5年ぐらい前に変えたので、そこまではダメにならないはずだしなあ。と。
翌々日の試合も中止とのことだし、トレーラーを置きっぱなしで帰るわけにもいかないので、ボートを載せて帰宅。
途中、高速ではパーキングで休みを入れ、熱を確認しながら、ゆっくり走ったりして、負担をかけずに帰宅しました。(※危険なのでやめましょう)
で、どうにか家に帰ってきてハブをチェックするとやはり熱い。
いろいろ考えた結果、いわゆる「ブレーキの引きずり」という現象なんじゃないかと考察。
ブレーキにエアが絡んでしまい、ブレーキが利かなくなる状態になっているのではと思いました。
普通の自動車とは異なり、トレーラーは慣性ブレーキなので、後ろから押されるようになった状態でブレーキが利く。
そのあと、ブレーキ状態から復帰する際に、エアが噛んでいるため、油圧の関係で戻す力が加わらず、ブレーキの状態が戻っていないブレーキの利いた状態で前進に走らせている。
つまり、ブレーキが利いた状態で前進しているため、ハブに負担がかかり、熱を持っている可能性がある。のかなと思いました。
確かに印旛沼でタイヤを外して、キャリパーを外そうとしたのですが、ブレーキが利いている状態になっていてなかなか外れず、タイヤも手でぐるりと回そうとしてもブレーキが利いて力を入れて回さないと回らない状態でした。もちろん、ブレーキがロックしないように、前進して慣性ブレーキを解除した状態にしていたのですが、そのときはうまく解除されていないんだろうなと思っていました。
そこで、ワタシ自身では初めてブレーキオイルをチェックしたところ、底をついていました。。多少残っていたオイルも錆のような茶色の状態で見た目も良くない状態。熱の原因かどうかはともかく、これは良くないなと思い、ブレーキオイルの交換を行いました。
作業しやすいようにタイヤを外し、オイルを排出する弁にエアが噛まないように逆流防止のフィルタを入れます。その先にはペットボトルを用意しておき、古いオイルを受けます。

そのあと、トレーラーのトング部分からブレーキオイルを入れて、下の穴にマイナスドライバーを入れてシュポシュポとポッピングして圧をかけます。ブレーキオイルを足しながら古いオイルと入れ替えます。

最初はどこかでごみが詰まっているのか、うまくオイルが抜けなかったのですが、ある時からすごく流れがよくなりました。
新しいブレーキオイルは透明ですが、これぐらい汚い状態でした。この作業を両輪実施しました。

ブレーキオイルを交換したところ、タイヤの回転がすこぶるよくなりました。(って普通なんでしょうけど)
ポッピングして圧をかけたときもギューッという車のブレーキを踏んだときのような圧力が戻ったので、おそらく、ブレーキオイルの交換は成功したと思います。
が、ハブの熱を持った原因はこれか確証がないので念のため確認したいところです。。
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