TAKAGIYA

バスフィッシングトーナメントを楽しんでいる人のブログ

ロッドを語る④ STN670MH-St

2024-03-13 20:33:39 | 日記
STN6100H-Stでちょっと失敗しちゃったな~(印旛での出しどころがないという意味で)と思いましたが、カタログを眺めながら思ったのは、
「年々タフ化する印旛沼で少しボリュームのあるノーシンカーなど軽めのものを使う際、(STN6100H-Stの)一つ下の番手の位置づけであるSTN670MH-Stってイケるのかもしれないなあ~」と思い始めました。
ワタシの溺愛するSTN6100MHよりライトなモデルとして主戦力になってくれるかも。と。

STN670MH-St
そんな動機で購入したSTN670MH-St。
結論ですが、3本の中で一番使い勝手が良いロッドだとワタシは思っています。まさに想定通り。

例えば、アフターなどで魚の動きがスローなときや、比較的オープンウォーターのエリア、流入河川系のエリアなどで、テキサスリグなどでストンではなく、軽いウエイトでフォールスピードを抑えたいとき。
昨年のNAB21 3rdの優勝時に使っていたタックルはSTN670MH-Stでした。
※実はこの時、ウェイインした魚2匹フック飲みさせてしまいました。食い込みが良かったからか、いや、ワタシのフッキングのタイミングが悪かったからか、魚の食い気にドンピシャ嵌っていたからか、、、つまりはノリは悪くないってことで(汗)このときはそこまでシビアな状況ではなかったですが、食い込みはチューブラーよりも良いからかもなあ~なんてちょっと思いました。。

またアシ際で掛けた後、40upまでなら一瞬でイニシアティブが取れることは実証済み。
45クラスだとちょっと物足りない気もしますが、負けずにコントロールできる強さはあります。
アシ奥にねじ込むとなるとちょっときついのですが、バットのパワーもそれぐらいの強さ(STN6100H-Stほど強くはない)ので、アシ奥から一気に抜けるパワーも備えていると思っています。

ただ、ウエイトがあるワームやシンカーを使うとスタックしやすくなり、ストレスを感じることになるので、比重があるノーシンカーとか、5gより軽めのシンカーとの組み合わせが良いと思います。

なので、ワタシの使い分けとしては、STN6100MHは5gテキサスより重め、それ以外の軽いもの系はSTN670MH-Stで補う感じです。
リールもBFSを使うことでロッド+リールが軽いし、バランス、キャスタビリティも良く、すごく使いやすくお気に入りです。

ベイトフィネス一歩手前の感じで使っています。

また、6ft7inchというのが絶妙。
これで6100のMHだと少しダレてしまう感じかもなと思います。その点も良しです。


印旛沼以外のフィールドでも汎用的に使えるロッドなのかもなと思います。
STN6100H-Stと同じく(ソリッドは総じてそうなのかもですが)アシ系よりも固めのストラクチャーと相性が良さげなので、亀山ダムなどの立ち木などノーシンカーや少し重めのネコをねじ込む、などで使えるのかもなあ~なんて思いました。
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ロッドを語る③ STN6100H-St

2024-03-08 18:05:25 | 日記
ノリーズのストラクチャーシリーズでは現在は3アイテムのソリッドティップのベイト用ロッドのラインナップがあります。
STN6100H-St
STN670MH-St
STN660M-St


ソリッドティップを使ってみようと思ったのは、年々タフ化する印旛沼で、アシの中で繊細な釣りをしたい!というモチベーションがあったからです。
結果的にこの3本、すべて買って試しました。試合の時に3~4本しかデッキに置かない人が、、安くないロッドなので、結構我ながらチャレンジしましたね。。
まず、番手を見て最初に購入したのはSTN6100H-Stでした。

STN6100H-St
カタログによると「通常のカバー撃ちテキサスリグではバイトしてもすぐに離してしまうようなシビアなコンディションに対応すべく開発されたヘビー系ショートソリッドティップアイテム・・」と記載されています。
これを読んで、ワタシがイメージした印旛でのシチュエーションは、、
春先のパラアシ、まだ水面にアシの頭が出るか出ないかのスポーニングに絡むエリアで、バルキー目なワームを打っていくイメージ。
新芽のアシにひっかけて外しながら少しスイミングさせて、、ふっと咥えたようなバイトをティップで感じて取る。バッドの強さを生かし、一気にオープンウォーターへ引き出す。。

っていうイメージを想定していました。

パワーはHeavy。
前出のように個人的にはHeavyのロッドよりMed-Heavyのほうが好きなのですが、ソリッドティップであることから、その分バットが強いほうが良いかな、アシの中で掛けたとき、ソリッドなので引き出すのに強めであるHeavyぐらいあったほうがよいだろうという想定です。
掛けた直後にイニシアティブをとりたい。自分が魚をコントロールしたい。という気持ちに沿う番手に見え、ワタシのニーズに一致。買ってみる価値はあると思い、購入しました。


そして、使ってみた感想。

パラアシの密集度が高いエリアでは、ソリットティップのせいでピックアップのときにノソッとアシに絡まりやすく、ストレスを感じる。(手返しが遅れる)
特に想定していたシチュエーションである春先のパラアシは最悪。アシを切って新たなスポットに落としたいときにアシを拾ってしまい、引っかかる。引っかかる。
かなりのストレスです

きっと他のソリッドの番手も一緒だと思います。アシを切っていくような釣りには向いていないことが身をもって実感しました。ちょっと考えればわかりそうなことだったかもしれませんが、、正直ここまで違うのか!といった感じでストレスを感じました。
春先のシビアなバイトをソリッドティップでとりたい!そんな気持ちが先走ってしまったのか、、そのアドバンテージと天秤を掛けると、ここまで犠牲を払えないな。と思わせるものでした。

そうなると、どういうエリアで使えるかと考えると、、
相反してアシが薄いエリア。印旛の場合でいうとかなり限定的ですが、しいていうなら矢板とか、オープン気味のアシ、ピンスポット系でロングシェイクとか、で使えるかなと思いました。

恐らくオダ、テトラなど(きっと利根川)固いもの系のストラクチャーで、シェイクをしながらバイトを取った後に一気にそのやっかいな障害物から引き抜きたい!ということを想定して作られたロッドだと思います。
そのような場合であれば、確かにバイト後に一気に引っ張り上げれる強さがあるので、40upでも余裕で取り込みができます。
魚が食って、その後の取り込みまではとても満足のいくロッドだと思います。
ボート付近での魚とのやり取りで、ソリッドティップの柔らかさで魚の動きに持っていかれてティップが変な動きになってランディングし損ねるようなことはない、魚をコントロールできる点は良いと思います。(うまく説明できない。。)

特異なロッドだと思うので出しどころによってかなと思いますが、そのような固いもの系のストラクチャーが少ない印旛沼での出しどころは、、少ないかな、、というのが正直なところです。

けど、買っちゃったので、しばらく使います。。って感じです
いやいや、こういう釣りは?とご提案できる方、ぜひアドバイスお待ちしてます。。
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