風に吹かれて、気の向くまま

人生折り返し地点を過ぎた下町男の思いつき。

06 馬喰町初音の馬場

2007年01月15日 | 今昔 江戸名所百景 
06 馬喰町初音の馬場  



昔ここに馬の取引を商売にしていた博労(ばくろう)が住んでいた事から付けられた町名。
博労頭の富田半七、高木源兵衛等がいたため博労町としていたが、後に馬喰町に改めた。
馬喰3丁目の西側に平行して初音の馬場があり、徳川家康が、関が原の合戦に出発する前に馬揃えをした所と言われている。

この絵の手前に郡代屋敷がおかれ、幕府の直轄地、関八州の民政や訴訟を取り扱っていた。
訴訟の当事者は問題解決の為、この郡代屋敷まで足を運ばなければならなかった。
それらの人ための宿屋(公事宿)が増加した宿場町だった。

奥州道中の始めの宿がこの辺りに有ったが、千住の宿が設置される様になると
町の様子は一変していった。



近くには都内最大の衣服問屋街、馬喰町商店街がある。
問屋の中には小売をしてくれる問屋も有り、
σ( ̄∇ ̄;)のジーンズも、この辺りの問屋で調達している。


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