古社を訪ねて


大阪・奈良の『古き神々との出会い』

89 市杵島姫神社 

2008-02-20 | 大和国

御所市池之内に鎮座する「市杵島姫神社」

市杵島姫神社


御祭神 市杵島姫命 (美人で歌も楽器も得意な神様)
市杵島とは神霊を斎き祀る島という意味
市杵島姫は仏教の影響で弁才天と同神とされ「弁天さん」として広く信仰されている。


市杵島姫命は宗像三女神の中の一柱で、海上の安全を守る神とされている。

一般に池中の島に祀られている。

「地名と蛇池の由来」
弁天さんの使いは蛇で農村では農神としての性格を色濃くみせる。

地名の池之内という水神所縁の地に市杵島姫が祀られているのが面白い。

鎮座地「池之内」について
地名は池があったことから付けられた。
推古紀21年11月条に見える「掖上池」を当地に比定する説がある。

冨田の交差点近くに鎮座する天満神社鳥居前にある五輪塔は、近くの大口峠にあったという。

「郷土探訪」