古社を訪ねて


大阪・奈良の『古き神々との出会い』

80 梶無神社

2007-11-12 | 河内国

大阪府東大阪市六万寺町に鎮座する 梶無神社
式内社 西向き

梶無神社

御祭神
船山明神・大山祇神・女鹿葺津媛の他、男神不明・女神木花咲耶橘姫命などの説あり。

梶無の名は、神武天皇の東征にあたって孔舎衛坂の戦いに利なくこの地に回幸したが、風強く、波高くして船の梶が折れたからだという。

旧社地は瓢箪山駅の南西にあたる字梶無が旧社地と言われています。
七五三の時期に参拝したが、正装した子供さんが微笑ましく見えた。

鎮座地 六万寺について
六万寺は、古くは桜井村とも呼ばれていたようで、梶無神社の東側の古い家並みが桜井の中心部だったようです。
ここには、明治5年に梶無神社に合祀されるまで桜井神社が鎮座していたそうです。
因みに、桜井の井は予想通り、井戸の井でまた、周辺は桜井郷にあたり、桜井屯倉があったところで、桜井田部連が首長として支配管理していたと言われています。

「郷土探訪」