古社を訪ねて


大阪・奈良の『古き神々との出会い』

33 火幡神社

2007-06-08 | 大和国


奈良県北葛城郡王寺町畠田に鎮座する「火幡神社」 南向き
式内社

「延喜式神名帳」に火幡神社〔名神大・月次・新嘗〕とあるように大変由緒ある式内名神大社の古社である。

御祭神 天照皇大神 天児屋根命 玉依姫命 息長帯比売命 品陀和気命

火幡神社





ひとこと
神社の周りは住宅に囲まれてしまっているが一歩神域に入ると大変気持ちの落ち着く神社であった。
何度でも、参拝したい神社である。
鎮守の森には、幾つかのベンチが置いてあって近隣の人達の憩いの場なのだろう。

現地の由緒書にも書いてあるように当初の祭神は、布織りの人達が信仰していた祭神だったのだろう。
このあたりは、聖徳太子所縁の地で、機織りと言えば、秦氏。
もしかしたら鎮座地の畠田は秦氏かもしれない。


「郷土探訪」