老人の寝言

頭の体操

病院

2010-10-13 09:09:16 | 日記・エッセイ・コラム

高齢者の医療費が問題になっている 私もそれを心配している一人である 若い時は想像もしていなかった病院通いが増える こんな筈ではなかったと思うが 現実は厳しい 次から次へと言う所だ出てくる まず目が悪くなる 視力ばかりでなく 白内障など老人に起こり易い その前から血圧が上がる 一旦薬のお世話になるともう離せなくなる また医師もそれを口にする 諸器官が衰えてくる 足腰が不自由になってくる 70も過ぎれば余り足の達者な者は居ない まっ 全てに老化が始まり疾患となり病院通いとなっていく 若い時はこんな事思いもしなかった 70過ぎ頃から人口歯のお世話になってきた 技術が良くなってきたお蔭で咀嚼には事欠かないが 不便である 世界一周の船旅の途次2・3回歯無しで朝食のターブルについた 笑えない事実である お心当たりの同胞も居るであろう 日本を出て間もなく義歯が折れてしまった事がある 船医はいるが歯科ではない これには閉口した 大事な部分ではなかったので自分で削り何とか日本到着までもたせたことがあった 日本到着後急ぎ歯科医に飛び込んだ 今は足腰の治療だ 昔からのギックリ腰の続きである もう40年近くになろう 落馬が原因でなったのだ そのとき完治まで治療をしておれば良かったものを 若気の至りで治ったものと中途半端で終わっていたのが悪かったのだ それからちょくちょくギックリ腰を起こすようになってしまった 愈々もって手術の覚悟をしなければならない 憂鬱である。


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