鹿野山はイヤン

車に自転車を積み込み
君津に行く

千葉県民でロードバイク所持しているにもかかわらず
房総を走ったことがないとゆーのは みっともない話やし
紅葉の按配も気になるし
房総は何気に絶景の宝庫
先月図書館で借りた 関東のサイクリングマップに
君津を起点にする二つのコースが載っていて
コピー取り置きしときましたんや



君津駅南口の駐車場に車を停めたが（700円）
北口の市営駐車場の方が安かったな（500円)
11時半に到着して
30分ほど君津駅周りをグルグル廻り調査
まずはスタート地点の道がわからんがな
あとは外出時よくやらかす「戻ってきた時、駐車場の位置を覚えていない」を回避するためネ

千葉房総のコースをコピーしたやつiPhoneに入れて　
道がわかんなくなる手前で(ここ大事) 自転車を停めて　確認しますしますとゆー段取り
あーiPhoneってほんまに便利ーと痛感
あのズームアップ機能がここにきて実力を勃起
今日はgoogle map使用は止めときますね
バッテリー無くなったら　ほんとに困るからね
今回は何としても迷子になって泣いてしまうのだけは避けたいん

本日のテーマは
・落車しない
・パンクしない
・迷子にならない
の３点
充分に気をつけんとあかん

今日は　ヘルメットを止めて　毛糸の帽子にして暖を取ることにしたから
落車してはいけません

チューブの替えも持ってきてませんので　パンクはできません

君津付近で　いったん横道にそれてしまうと
車でも即迷子になってしまいます
予定の行程は絶対横道に逸れてはいけません

君津駅　南口の方から　君津市役所方向に　
168号線　外箕輪を越え
房総スカイライン方面に



池田でんきしょうかい



被害所の会がある宗教は不要






465線に入り
待望の　平田トンネルと　九十九トンネルに出会い　一気にテンションが上がり
今までのアップダウンの疲れが　一気に取れて　シャシン撮りまくりでんがな
トンネル好きの僕は房総のナイスなトンネルを自転車で走り抜けるんが夢やったんです
本当に　幸福
トンネルいいわ　いいわ　トンネルいいわ
エエかええかええのんか～













関尻に到着し　そのまんま465線を走るか　さらに88号線を南下するか迷う
88号線を南下しかけたが　多分そのコースにすると
16時に君津に戻るのはムリと判断
関尻に到着したのは14時だったんです
ペースのろのろでんねん
なんでかっつーと　疲れるわけにはいきまへんので
疲れないよーに　疲れないよーに気つけて漕いでますので



465線に戻り
更和で右折　鹿野山方面の93号線へ
マザー牧場を目指す

ここから 余裕がビタ一文なくなります

鹿野山

この登りを甘くみておりました
そー云えば　車で　なんべんもなんべんも マザー牧場に来たことがあるのですが
勾配がなかなかの登りやとゆー記憶がありました
でも そん時は車なのでね
実体験として どんだけカラダに堪える勾配なんかわかっておりません

もー厭ー　登坂大嫌いやのにー
７km
特にラスト３km
これが　なかなか　マザー牧場に辿りつけませんねん
あと１kmとゆーのが　これ　強烈にしんどいん
特に頭の300mが
すごく漕いだつもりなのに　あと700mでマザー牧場駐車場の看板見た時
「もー！！」っとなります

前方を見上げると 漕ぐ気が失せる勾配が目の前にそびえておりますもんでね
足元のホワイトラインを見つめ
呼吸を意識しながら
カラダが疲れないように
ブレないように

以前、大熊さんに 勾配のあるコースに連れてってもらったことが二度ほどありましてな

自転車で登る栗坂トンネル・甲武トンネルにしおしおのぱぁ～　2008年7月

登坂は　いったん地面に足をつけてしまうと余計にしんどくなるんとゆー体験をしておりまして
ペダルに足をかけ辛くなるし　徒歩で登るとますます辛くなると
だから　今日は引き足も使える　ピンペダルにしたのです
坂道発進は自分の実力では不可能です
絶対　地面に足をつけるわけにはいきません
ぜったいに

こんなに必死のパッチになるんは　ほんまに無いで　僕の場合
カラダに負荷がかかることは避けてきたみっともない人生
みんな　このしんどいしんどい鹿野山をヒルクライムして楽しんでいるんか？　
どーかしてんで
もう２度とごめん



で　ヒイコラヒイコラと汗ボタボタ垂らしてマザー牧場に到着
当然ながら　今日はメーメーモーモーモフモフはしません
すぐ下りますから

メーメーモーモー菜の花畑　マザー牧場でモフモフ　2010年4月

マザー牧場の兎さんたちと安めぐみ2010年9月

関の犬岩（Ｓ秘境）が見つからずメーメーモーモーマザー牧場へ

サルビア・ユノア・マザー牧場

2013年もモフモフマザー牧場





下りですかー
これが　またド寒いん
登りはあんなに暑くて汗ボタボタなのに　帰りの下りは寒い寒い
指が出てる　グローブが冷やこい冷やこい
どないやねん　どないやねん　行きも帰りも辛いでしかし



この難儀な鹿野山を終えると
後の行程は実に楽チンちん
あー　サイクリングって楽しいわー愉快愉快となります
マザー牧場越えの充実感と 平坦な道のありがたさ
皆さん　この達成感でヒルクライムに夢中になられるんですね
僕は　こーゆー達成感は厭です
しんどいのんは厭





この苦行があって 残りの君津帰りのぶっ飛ばしが実に楽しのです
ゴリゴリ回せるわけですね
「あー君津に来てよかったー！」
「君津最高！」ってなりますっ
あっちゃこっちゃでキネンシャシンタイムです





余裕で16時に到着できそーやしね
本日はめでたく
迷子も落車のパンクも無しでいけました
HAPPY





そんな　こんなで　君津初自転車
また来たいですが　鹿野山をかますのは金輪際避けて通りたいところですね

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