『ハリーポッター』最終作見てきました。
話がうろ覚えだったので旦那にダイジェストを語ってもらいながら映画館へ(便利だ…)
あのハリーがこんなに大きく!と思うとなんか感無量でした。1作目が上映されてから10年、ハリーはこんなに大きくなったけど、いったい私はなにしてきたんだろう。
大学卒業して、就職して、結婚して、人並みに人生送ってきたように見えるけど、まったく成長していないような気がする。薄っぺらい人生だわ。そんなことを思い出しながらクライマックスを見ていると最初に見たときのこととか、2作目はどこで見たとかいろんな事が思い出されて、胸がいっぱいになっちゃいました。
映画としてとか児童文学としてとかの議論はこの際置いておくとして、この物語はなんてすごい力を持っているんだろうと今更ながらに思います。貧乏なシングルマザーをベストセラー作家へ押し上げ、3人の子役をスターにし成長させ、出版社を潤し、映画会社を潤しファンタジー界を盛り上げ、世界中の人に10年もの間、娯楽を与えて、楽しませてきたのですから。この作品が人生そのものっていう人も制作側、観客側問わず世界にはいっぱいいるんでしょうね。
そして、前作の話なんかすっかり忘れちゃってた私でも最後には涙を流すほど感動てしまったのは、やっぱり『ハリーポッター』がそんな人たちの人生と共に歩んできた物語だからなのかもしれません。