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ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

ダブルディ-ラー

2007年05月09日 | 音楽
00年に札幌サーベルタイガーに在籍していた下山(ボーカル)と
コンチェルトムーンを率いてた島(ギター)が最初はプロジェクトとして
始動したこの「ダブルディラー」
「BURRN!」誌での評価があまりにも凄いのでVOWWOWの人見元基、EZOの山田正樹的
ボーカルと書いていたので当時働いてたのであっさりと買いました。
仕事後、帰りの電車で聴いてみたら「普通のジャパパメタ系か・・」と
軽く聴いてたのが、序序にこれは凄いプロジェクトと判って行きました。
島のギターはイングウェイに影響を受けた系統ですが、そこ等辺に居る
インギーのフォロワーとは一味も二味も違いました。上手いのは勿論ですが
やはりオリジナルテイスト、そしてペンタトニックも使う、そして何より
メロディアス。そして磯田のタイトなドラム。

http://www.youtube.com/watch?v=w0NvwIN_GsU

そして、一番私が書きたいのは下山のボーカルに凄まじい刺激を受けたのです。
年齢的にもそう私と変わらないこの男が凄い声量と歌唱力を武器に
魂を削って歌うのです(正直、生意気な態度ですが)
クセの強い歌い方なんで、受け付けにくい人も居ると思いますが、とにかく圧倒され
負けてられるか!!という気にさせられました。
勝てないけど、自分もまたメタルを歌おう、最後の挑戦だ!と奮い立たせ。
私はそれまで散々、メタルで失敗しすっかり自信を無くし、メタルは歌わず
ソウルを歌ってました。そして発病後、音楽活動は全くしてませんでした。
そして、バンドを探し始め「嫌がられても何があってもメタルボイスで行く!」と
決心しました。歌い手はギターやアンプを変えれば音が変わるようには行きません。
自分の声帯に合う歌い方しか出来ないのです。
それまで、ジェフテイトの様に綺麗に歌うのを心がけるのを止め
アクセプトのウド、ラウドネスの二井原、そして山田正樹のエッセンスを勝手に
取り入れてました。まあ、線が細いので彼らみたいな太い声ではありませんが。
まあ、嫌がられて、離れたバンドもありましたが、メタルタイガースでは
未だに使って貰ってます。

話がずれましたが、ダブルディラーに触発されたか?下山が籍を置くサーベルタイガーも
「サーベルタイガー」という凄いアルバムを出しました。
メロディックメタル系では無く、ガッツの有る気合の入ったピュアな
これぞメタル!というパワーメタルアルバムを勿論下山をフィューチャーして
発表しました。これは、今でも私は良く聴くアルバムです。
しかし、その次のアルバムを最後にメタルにこだわるリーダー木下の方向性に
嫌気が差し、木下以外のメンバーを率いて脱退、新たに、若手ミュージシャンを率いて
「シックスライド」を結成します。これも高い評価を受けますが、自分がリーダーに
なって木下の気持ちがやっと解ったみたいです。
アルバムを数枚だして活動停止、同じく島もコンチェルトムーンが活動停止となり
このダブルディーラーをパーマネントなバンドと3rdの頃から活動再開しました。
段々、よりクオリティーの高いアルバムをいリリースしていきます。
で、今月の「BURRN!」では新作が96点(!)の点数が付いてます!
私はまだ聴いてませんが幾らBURRNの点数が甘くなったといえ96点は凄すぎです。
まあ、もし偏屈編集長、広瀬氏が付けたなら納得出来ますが。
(広瀬はダブルディラーのアドバイザーになってます)(ある意味評判悪い人)

しかし、下山がマネージャーのトラブルによる精神的ストレスを理由に
このアルバム限りで解散となるそうです。
下山の人間性、まあ、雑誌での発言等聞くと「態度がデカイ」となるのですが、
最後に是非、ライブをやって欲しいですね。
私、生で聞いてないのですが、聞いたら間違い無く刺激を受けるでしょう。


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