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ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

ジャニスジョップリン「 Ball and Chain」

2021年11月05日 | 音楽
KK’s PRIESTやベルデンシールド記事で、
ホント近年、文章が長くコレは年寄りの入口?と
心配になって来ました。チト簡潔に書かねば。

ジャニスジョップリンですね。
シンガー志望として大きく影響を受けた女性です。
入り口は定番の「ムーブオーバー」ですが。
そして高校生当時のCDカラオケリストでは邦楽しか無く
ビートルズすら無い。でも何故かジャニスの「サマータイム」だけは有る。
ヒステリックなハイトーンスタイルが私にピッタリで
カラオケ行けば「サマータイム」ばかり歌い女の子達にはドン引きされてきました。

そのジャニスの音源を始めてレンタルCDで借りて来た時
ベスト盤なのでやはりこの曲が入っている。
「Ball And Chain 」
ブルースリバイバルで80年代末のハードロッカー達がウンザリする程
ブルーステイストを入れてきた頃、(特にアメリカ人のライブのギターソロタイム)
ブルースなのか?ブルースロックなのか?よく解んなかった頃
このジャニスのソウルは衝撃的でした。

Janis Joplin - Ball and Chain (sensational performance at Monterey)


ベストCDのライナーノーツにはこの曲がカバーと掲載されてましたな。
オリジナルのブルースシンガー、ビッグママソーントンさんと
著作権、ロイヤリティの面で色々有ったとか?

借りて来たベストCDでガッチリブルース、という曲はこの曲だけ。
ジャニス盤は、やはり強烈というか、
気持ち張り裂けんばかりの吐き出すソウルが。
短命だったジャニスの生涯で、何だか破壊的に魂を削り表現するスタイルの歌。

当時やっていた私のバンドもハードロック&ヘビーメタル路線からズレ
ジャズロックやファンク、ブルースの色を混ぜてた頃、
メタラー上がりなのでやはりマイナーブルースがしっくり来て
頭に有ったアイデアでJAMっていた時出来た曲のルーツは
日本のフラワートラベリンバンドの名盤「Make Up」に入っていた「Woman」と
このジャニスの「Ball And Chain 」でした。
私の中で知らずに出ていたマイナーブルースコードに
若気の至りの恥ずかしい即興歌詞、
他のバンドメンバーの彼女に馬鹿にされました。

なんだろ?これまた魂削るスタイルのメタラー、ハードロッカーには
もの凄くフィットしやすい曲だったのですな。
私的にはジャニスのこの曲が一種、教科書みたいな感じでした。
音域、ソウル、リズムと。

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『ローズ』という映画作品で… (凸椪)
2021-11-05 18:08:07
40年くらい以前に、偶然、駅裏の映画館で観た『ローズ』という作品は、このジャニス・ジョプリンの短い生涯を題材として制作されたと、某映画雑誌で読んだことがありますが、ジャニスと云えばもっとも耳に馴染んだ曲が Me And Bobby McGee です。この曲の作者ヒットメイカーで映画俳優としても名を売った Kris Kristofferson の来日公演でも聴いたことがありますが、生前のジャニスとも“浅からぬ”関係にあったと聞きます。ジャニスはロック色ブルース色が強いアーティストと云われますが、私個人ではさらに“白い”フォーク色も感じました。麻薬に溺れて若くして悲劇的な終焉を迎えたことで伝説的な天才歌手として知らせていますが、無名の頃には意外にトラディショナルなフォークも演っていたのかと想像します。こんな作品も聴きました。
https://www.youtube.com/watch?v=y1X35A2EDbI
Summertime という作品も最初は彼女の歌で知りましたが、知人のジャズミュージシャンから Ella Jane Fitzgerald & Louis Armstrong の名盤デュエットを紹介され、それ以外にも Billie Holiday の名演も聴かせて貰いました。麻薬に溺れ早逝した天才歌手という点で、ジャニスはB・ホリディの姿とオーバーラップするように思います。
Move Over〔ジャニスの祈り〕という曲を故・内田裕也氏のフラワーズというバンド、麻生レミのボーカルで聴いたことがありました。某局の公開番組の会場でしたが…。
返信する
凸樫さん (太郎)
2021-11-06 01:05:52
そういえば「ローズ」は未だに観れてない映画なんですよ。
音楽系は一時期ドキュメント映画はC級映画館で沢山上映されていて
良く渋谷の映画館にました。誰かを題材にした映画・・・
今パット思い出しても少ないのですな。悲劇的且つドラマティックな人生を送った人が多いでしょう。
近年は「ボヘミアンラプソティー」位かしら。
と「Me And Bobby Mcggy」はジャニスの代表曲の一つですね。
一時期はジャニスのベスト盤ばかり聴いていたのでこの曲は度々リピートしてました。
「Summer Time」は元々JAZZの曲ですね。色んな人がカバーしていますが
ジャニスのは異端的な感じがしてそこも更に魅力に感じます。
「Move Over」は色んな人がカバーしていてセッション等でも良く演奏されます。
日本でもCMでよくかかってましたね。ジャニスの性質に近い女性シンガーが歌ってましたな。
https://www.youtube.com/watch?v=KStAxfknmOM
内田裕也&フラワーズ繋がり?ではChar達スモーキーメディスン時代の金子マリも歌い
一時期、「日本のジャニス」とも呼ばれてましたね。
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