病歴⑦

8/31にサイパンに向け出発しました。I夫婦は上野から京成スカイライナーに
乗りたいというし、始発の地下鉄でわざわざ上野に出てスカイライナーに
乗りました（地元から特急に乗った方が遥かに早い）
で、出発して、突然、段々と不安感が強くなりました。ホームシックの様な・・。
降ろして貰ってキャンセルし帰りたい位でした。（発作です）
そして成田空港に到着、出発するまで、レストランで食事。
でも、全く喉を通らない。
そして出発ゲートに行き、そして、ジェット機に乗る為、空港内のバスで
飛行機に向かいました。もう、泣きそうでした。勿論I夫婦は解りません。
飛行機に乗り、借りてきた猫の様に、独房に入れられた囚人の様に
うなだれてフライトしました。
そして、サイパンに着いた時、諦めが付いたのか？それとも
サイパンの開放的な空気に接したからか？気分は平静さを取り戻してました。
ホテルに到着すると（ハファダイビーチホテル）少し休み、ホテルのプールで泳ぎ
、行動は翌日からになりました。
そして、翌朝から体験スキューバーダイビング、そしてマニャガハ島へ
行き、エメラルドグリーンの海を見ました。そこでサンゴで足の指を切り
一年位痛かったし。旧日本軍の大砲、戦争で沈んだ船。それをシュノーケリングで
観てました。本島に戻り、I夫婦に外食を誘われたのですがお腹がいっぱいと
嘘を付き、本当はお金が心細かったので（当時１ドル１４５円でした・・・。）
隣のスーパーでバンソコウ、包帯、脱脂綿、そしてアンパンを買い
ホテルで留守番しながらアメリカ本土で中継してるプロレス
WWFとWCWのテレビ戦争（裏番組）を観て「おーっ」鑑賞し、Iの旦那と約束してた
ディスコに行きました。そこで都内から来てた女の子二人ナンパして
適度にお酒も入り、楽しく踊ってました。
翌日、ラフェスタサンロケというショッピングモールで偶然その子達と会い、
夜は私とその子達でカラオケで盛り上がりました。
女の子というより、友達という感覚で、日本に帰ってからも良く遊びました。
そして、帰国の日の午前中、マリンジェットをやり、飛行機に乗り帰ってきました。
気付いたら元気一杯！病は治ったのかと思いました。
結果的にサイパン旅行、周りに夫婦+私とでなんだかんだ言われましたが
楽しかったのです。
そして、体力にも自信が出来、遊び友達Mと夜遊びを再開した時、（唯一の遊び）
丁度、彼も営業マンを辞め、警備会社で働いていたので、紹介してくれと頼み
9月からその警備会社で働く事になりました。（深夜、早朝の巡回警備が
メインでした。）
工業地帯だったので深夜、真っ暗な田舎の広い工場を一人で巡回してました。
（つづく・・・）