
メロパワの域には決して入らない「正統派メタルバンド」の
このRIOTの名作「サンダースティール」20周年記念で
その時のメンツでの来日公演が10/24.25と
関東ではクラブチッタで行なわれます。
ベーシストを、当時のドンにしてまでの完璧再現コンサートです。
私は自分のライブの為、行けません。(07年にメンツ違えど観ているし)
RIOTは、過去、ボーカルが代わる度にサウンド志向を
変更してきました。
大元はトラデュショナルなブリティッシュハードロックが基本ですが
(米、NYのバンドなのですがね)
デビューは古く、76年です。
その頃から、「本物」の哀愁ハードロックをやっていました。
で、88年かな?突然、スピードメタル志向で再復活します。
伊藤正則の薦めで日本では、絶大な人気を誇るようになりました。
(その昔からですが。デビューも日本のレコード会社からでしたし)
MZA有明で開かれた東京公演。
その翌年には「プレビレッジオブパワー」をリリースし
会場も人気と共にグレードUPし、渋谷公会堂で
私も観に行きました。
で、ここで話したいのはボーカルのトニームーアの事です。
演奏自体、テクニカルな曲と勢いで、結構バラついていましたが
良いライブでした。
そして、トニームーアの歌唱力です。
正直、ハイトーンは物凄く高いのですが、物凄くピッチのフラットが多く
それを補う為のフェイクを、その前のMZA有明公演でもしていました。
(これはブート音源で聴きました)
サンダースティールは哀愁の曲に沿って、とてもモノ悲しいハイトーンボーカルを
披露しています。
ただ、「プレビレッジオブパワー」での燃えろ誌!では
このトニームーアは散々コキおろされていました。
「ハイトーンに自信持ちすぎ」「圧倒的パワー不足!」
「バラ付きが多い」
実際ライブでも音程はフラフラでした。
ただ、同じハイトーンシンガーとして、トニームーアの気持ちは
よ~く解ります!大変なんです!特に、緩急の多いメロディーばかりだし。
音数も多いし。パワー不足と言われる事も。
しかし、バラードでは、聴かせてくれる歌を素晴らしく歌い上げてます。
(トニーはテノール歌手出身なんです)
同系ですが、更にパワーもあり素晴らしい歌唱力と歌声だった
元TNTのトニーハーネルも初来日公演では相当フラットしていました。
解散公演は覇気の無いライブでしたが、しっかりピッチ狂わず歌っていました。
ハイトーンといっても地声とハイトーン部の地声+裏声(ファルセット)
この切り替わりのKEY(個人差アリ)の曲が多いと実に苦労なんです。
実際、ディープパープルのイアンギランも
名作「インロック」の1曲目の「スピードキング」の出だしで
いきなり声が裏返ります。
と、89年リリース時、S編集長時代の燃えろ!誌でも
散々コキおろされていました。
それが、世の中のボーカル力の激しい低下で
このトニームーアは崇められるような存在として、
同誌で以前特集されていました。
特に、コキ下ろしていたのは現在の編集長だったりです。
幾ら売れ行きとは云え、こうの手の平を返してきますよね。
トニームーアの苦労が解っていた私は、この対応に憤慨でした。
当時のHR/HMシーンの各バンドボーカル力は相当高かったです。
今では天と地の差です。
で、今はトニーをTOPに持ってくる・・・。名シンガーだと。
今の世代のファンに知って貰おうという趣旨の特集だと思いますが、
当時の酷評を知っている人間としては、憤りを感じますね
あの当時、ボロクソに言われていたトニー、今度は崇められる立場となって
約20年ぶりに日本へやってきます。
どう変わっているでしょうか?
余談ですが、地元NYではベーシストとしての方が有名なトニーです。
このRIOTの名作「サンダースティール」20周年記念で
その時のメンツでの来日公演が10/24.25と
関東ではクラブチッタで行なわれます。
ベーシストを、当時のドンにしてまでの完璧再現コンサートです。
私は自分のライブの為、行けません。(07年にメンツ違えど観ているし)
RIOTは、過去、ボーカルが代わる度にサウンド志向を
変更してきました。
大元はトラデュショナルなブリティッシュハードロックが基本ですが
(米、NYのバンドなのですがね)
デビューは古く、76年です。
その頃から、「本物」の哀愁ハードロックをやっていました。
で、88年かな?突然、スピードメタル志向で再復活します。
伊藤正則の薦めで日本では、絶大な人気を誇るようになりました。
(その昔からですが。デビューも日本のレコード会社からでしたし)
MZA有明で開かれた東京公演。
その翌年には「プレビレッジオブパワー」をリリースし
会場も人気と共にグレードUPし、渋谷公会堂で
私も観に行きました。
で、ここで話したいのはボーカルのトニームーアの事です。
演奏自体、テクニカルな曲と勢いで、結構バラついていましたが
良いライブでした。
そして、トニームーアの歌唱力です。
正直、ハイトーンは物凄く高いのですが、物凄くピッチのフラットが多く
それを補う為のフェイクを、その前のMZA有明公演でもしていました。
(これはブート音源で聴きました)
サンダースティールは哀愁の曲に沿って、とてもモノ悲しいハイトーンボーカルを
披露しています。
ただ、「プレビレッジオブパワー」での燃えろ誌!では
このトニームーアは散々コキおろされていました。
「ハイトーンに自信持ちすぎ」「圧倒的パワー不足!」
「バラ付きが多い」
実際ライブでも音程はフラフラでした。
ただ、同じハイトーンシンガーとして、トニームーアの気持ちは
よ~く解ります!大変なんです!特に、緩急の多いメロディーばかりだし。
音数も多いし。パワー不足と言われる事も。
しかし、バラードでは、聴かせてくれる歌を素晴らしく歌い上げてます。
(トニーはテノール歌手出身なんです)
同系ですが、更にパワーもあり素晴らしい歌唱力と歌声だった
元TNTのトニーハーネルも初来日公演では相当フラットしていました。
解散公演は覇気の無いライブでしたが、しっかりピッチ狂わず歌っていました。
ハイトーンといっても地声とハイトーン部の地声+裏声(ファルセット)
この切り替わりのKEY(個人差アリ)の曲が多いと実に苦労なんです。
実際、ディープパープルのイアンギランも
名作「インロック」の1曲目の「スピードキング」の出だしで
いきなり声が裏返ります。
と、89年リリース時、S編集長時代の燃えろ!誌でも
散々コキおろされていました。
それが、世の中のボーカル力の激しい低下で
このトニームーアは崇められるような存在として、
同誌で以前特集されていました。
特に、コキ下ろしていたのは現在の編集長だったりです。
幾ら売れ行きとは云え、こうの手の平を返してきますよね。
トニームーアの苦労が解っていた私は、この対応に憤慨でした。
当時のHR/HMシーンの各バンドボーカル力は相当高かったです。
今では天と地の差です。
で、今はトニーをTOPに持ってくる・・・。名シンガーだと。
今の世代のファンに知って貰おうという趣旨の特集だと思いますが、
当時の酷評を知っている人間としては、憤りを感じますね
あの当時、ボロクソに言われていたトニー、今度は崇められる立場となって
約20年ぶりに日本へやってきます。
どう変わっているでしょうか?
余談ですが、地元NYではベーシストとしての方が有名なトニーです。
サンダースティール発売時の燃えろ誌のインタビューで、マーク・リールが、「メタルとロックンロールの違いは、ずばり『哀愁のメロディーライン』」と言ってたのを思い出しました。
つまり、マークは、今ブームだから、とか、好きなことをやってたらたまたまメタルにカテゴライズされた、というレベルではなく「確信犯のメタラー=メタルの良心」だということです。
再現ライブ、行きたいなあ・・・
ボビー・ジャーゾンベグの生ドラム見たい!見てから死にたい!
ちょっと、力み過ぎました。
全然売れなくても、この業界から離れていませんし。
名前はNARITAと変えていても
RIOTスピリットは続けていたでしょうし。
その辺り、ヴィシャスルーマーズのジェフソープと被ります。
ボビーは、RIOTとハルホードで
2回観ました。
RIOTの時はドラムソロやっていたと思います。
>解散公演は覇気の無いライブでしたが、しっかりピッチ狂わず歌っていました。
その通り!! きちんと聴いてますね。自分も Tony Moore は大好きですが、全盛期の Geoff Tate みたいに完璧な音程ではありません。高音域に入る前で、少し声量が落ち、超高音でまた復活する、特徴的な声質。
とは言え、あれだけの高音が出せるシンガーは殆ど居ないので、貴重。
それと、曲が作れるのも大きいですね。鋭いモダンな曲調は、彼が持ち込んだもの。しかも、ベースもインダストリアル系のリーダーが務まるほど、曲が書けるヤツ (D.V.S.) で。
古風なHR、という出自とはかなり違う音楽性に変わりましたが、クオリティでNo.1はやはり「サンダースティール」期だと思います。作曲者が3人居たので、勝手に「三本の矢」と呼んでいます。
この再結成(しかもNewアルバムも)には震えました。今のCDと比べると音量小さいので、リマスターにも超期待。「On Your Knees」のラッパも、ボクは嫌いじゃないのでした。
通りすがりレスにしては大作になってしまいました。
ジェフテイトもオペレーションマインドクライム再現のライブでは
ちと、ピッチ怪しいですが、
あれを完全に歌いこなすのは相当体力は要りますよね。
マイケルキスクとか、アンドレマトス辺りはキッチリと歌っているのですが
ジェフの場合はミドルテンポが主体ですしね。
トニームーアは、確かにかなりフラットしていましたが
パワーが無くても良いシンガーだと思います。
プレビレッジオブパワーのメロはあれ、かなり歌いづらいハズですね。
歌詞も長いですし。
ただ、私も同じく「on your nees」や「killers」の
TOPによるホーンは全然悪くなく
逆にライブではあの音が無かったので淋しかったです。
曲間のSEが評判良くなかっただけだと思いますねぇ。
また、遊びにきて下さい。